アマゾンの決算について・・増収減益のわけとは・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

アマゾンの時価総額

194兆円ということで 

世界第5位の企業です。

 

収益ランキングでは世界1位で

69兆円です。

2位のアップルは53兆円・・

3位のグーグルは38兆円・・

 

しかし純利益ランキングにすると

アップルが13兆円で1位・・

マイクロソフトが9兆円で2位・・

 ↓

5位のトヨタで2兆円・・

 ↓

アマゾンはマイナス3000憶です。

 

何と収益額でせかい1位の

アマゾンの昨年は赤字決算だった・・

ということです。

 

信じられないような結果ですが

アマゾンの純利益のマイナスの原因は・・

 

営業利益が1昨年と比べて

マイナス50%だったこと・・

 

販売管理費が増えた事・・

 

持ち株の評価損分を

特別損失を計上したこと・・

 

等が重なって赤字となったようです。

 

アマゾンは結果を受けて

2.7万人のリストラを発表・・

という事でした。

 

アマゾンの収益源は・・以下の通りです。

 

オンラインストア・・

サードパーティ(他社にもサーバーをつかわせている)

AWS(法人相手のクラウド

広告

サブスクリプション・・

 

この中で収益を伸ばしているのは

アマゾンウェブサービス

AWSだけです。

 

アマゾンの利益構造としては

クラウドAWSだけ・・なのです。

 

ところが昨年は・・

電子商取引が大幅赤字、

頼みの綱のAWSも・・伸びなかった。

という事でした。

 

アマゾンと言えば経営理念が

とても立派で有名ですが・・

 

『地球上でもっともお客様を大切にする

企業・・』というものですが

 

ここで考えなければならないことは・・

お客様にとって良い企業・・だけでいいのか?

 

アマゾンはお客様が喜ぶようにという事で

簡単に・・安く・・早く・・利用してもらえる

サービスを提供してきました。

 

企業の利益よりもお客様の望んでいる

サービスを提供している・・

 

しかし、それは言い換えれば・・

消費者(お客様)以外には気配りがない・・

とも言えます。

 

お客様にとって送料無料とは・・

物流業者には全く良くないことです。

 

送料をアマゾンで負担する‥という事は

運送会社に厳しくなることです。

 

アマゾンの仕事を受ける側にとっては

少しも良くありません。

 

大量の発注をいいことに、薄利での

仕事をさせられることになります。

 

お客様にとって安いとは・・

他にもしわ寄せが行きます。

 

従業員の給料は上がらない・・

政府は税収が入らない・・

株主には配当が入らない・・

 

アマゾンはお客様にとっては最高でも

投資対象としては 最悪です。

 

アマゾンの強みはクラウドサービスです。

アマゾンwebサービス・・

つまり、AWSが稼ぎ頭です。

 

アマゾンの利益の元は

クラウドAWSなのです。

 

しかしここに来てそのAWSにも

ライバルが出現しています・・

 

マイクルソフトのアジュールや

グーグルも・・猛追しています。

 

独占的だったアマゾンのAWS

競合が出てきたことで今後の見通しは

厳しくなると思われます。

 

株価は最高額を示していますが

配当もない・・

今後の利益成長の見通しも暗い・・

 

という事でアマゾンの理念は立派ですが

投資対象としては魅力のない企業・・

という事です。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

オールインワンのネットビジネスに欠かせないメルマガスタンドです・・・

http://myasp-ao.com/l/c/tmCbC7lI/jM3Hsw0z