リースは衰退産業なの? トップスリーは儲けています・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

日本でリース業と言えば

オリックスが第1位です。

三菱HCキャピタルが2位・・

三井住友FLが3位・・

という事ですが

 

リース業は儲かっているのか?

今後の成長性はどうか?

という事ですが

 

お金を貸す銀行と違い

モノを貸すリース業は

明らかに規模は小さいのです。

 

市場規模を比べても

貸出金残高は・・

 

メガバンクで・・560兆円、

地方銀行で・・30兆円、

リースは・・46兆円程だそうです。

 

面白いもので、企業の成長期と

利益の成長期には、ズレが生じる・・

と言われています。

 

売上が伸びている時が一番利益が

ありそうな気がしますが、

 

実は売り上げが成長する時期には

経費も多くかかっているのです。

 

宣伝広告費が多くなる・・等の

販管費が増えることで売り上げ増に

繋がっている‥

という事で利益率はさほどではない・・

のです。

 

そしてやがて企業は成長が鈍り

成熟期に突入しますと

 

今度は販管費を抑えることが

できるのです。

 

つまり企業の利益の

成長期と売上の成長期とは違う・・

という事です。

 

タレント事務所等も同じですが

人気が出るまでは売り込みに

多額の経費を使うことになります。

 

そして売り込みに成功してから・・

今度は利益を回収する時期が来て、

 

実際タレントの収入が増えるのも

人気上昇中ではなく、

成熟期に入ってから‥です。

 

事務所にすれば、必要経費を回収

してからタレントに還元する‥

という事です。

 

元々リース事業というのは

欧米で始まったものを

日本がまねをしたものです。

 

事業そのものを認知してもらうために

テレビや新聞などに多額の広告費を

つぎ込みます・・

 

営業マンも多く稼働させなければ

なりません。

 

最初は‥多くの人に知ってもらう事です。

 

やがて・・企業の知名度や商品の良さを

知ってもらうことで

売上が急上昇していくのです。

 

つまり・・どんどん売れ出す

売上の成長期・・というのは

経費も多くつぎ込んでいる時期

なのです。

 

確かに売り上げは伸びるが

同様に経費も伸びている・・

という事で利益率は、まだ低いのです。

 

成長期から成熟期に入ると・・

今度は宣伝広告費などの経費が

大きく削減できるようになります。

 

成熟期には売り上げの成長は鈍化・・

あるいは減少もありますが

意外と利益が多くなる時期なのです。

 

そして成熟期に入った業界は

その後の衰退期に入ります。

 

すると生き残った企業が

寡占化していきます・・

 

そしてその業界でトップスリーに

残った企業は寡占化による安定・・

という事で、利益は急激に減少する

ことは無い・・

 

売上の成長は望めないが

利益は、成熟期と衰退期の方が

安定する‥という事です。

 

リースのトップスリーである

オリックスと、三菱HC・・

三井住友FLは当面、

安定している‥とみられます。

 

その企業は成長期なのか・・

成熟期なのか・・

 

業界そのものは衰退期だとしても

投資対象になる企業はある・・

という事ですね。

 

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