オリックスは不動産屋? 不動産を商品として扱っている会社・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

オリックスと言えば・・

オリックスバッファローズ

思い浮かべますよね・・

 

でも元々はリース会社として誕生・・

そのイメージが強く

大きいものでは飛行機までリースしています。

 

しかし、現在では不動産事業や金融・

投資等・・多角経営の会社です。

 

そして今力を入れている事業には・・

法人向け金融

不動産関連

環境エネルギー

投資・・等です。

 

そんな中で不動産部門ですが

オリックスは不動産を長期保有

しません。

 

オリックスは不動産を商品・・

として仕入れ、

商品として売る‥事で稼いでいます。

 

つまりオリックス

不動産事業の決算では

不動産資産→流動資産

不動産→商品→棚卸資産となり

 

オリックス棚卸資産では

低価法を採用しています・・

 

低価法とは棚卸資産の評価法の一つで

資産の取得原価と

期末の時価を比べて

より低い方を棚卸資産として

計上するもの・・

 

仕入れ→簿価→減価償却→売却

その結果・・棚卸には

簿価と原価を比べ、

より安い方を原価とすることです。

 

そして・・オリックスの不動産資産は

この12年で半分になっています。

 

不動産は投資であれば

長期保有で賃料収入を得続ける・・

ことができます。

 

しかしオリックスのように商売であれば

安く仕入れて高く売る・・

その差額が利益となるだけです。

 

つまり・・長期資産と違い

蓄積資産がないので‥

オリックスには複利も効きません。

 

という事でオリックスの商売は

目利き次第・・となり、

目利きが最重要である・・

という事です。

 

安く仕入れて高く売れるもの・・

をいかに見つけるか次第です。

 

という事で今季のオリックス

評価すると・・

一応、増益にはなったものの、

その理由が‥良くない。

 

売上が減っているのに・・

利益が増えている・・

 

つまり価値の低いもの・・

価値の低いもの・・しか売れずに

売り上げは減少・・なのに増益。

 

なぜ?・・それは

低価法を採用しているから・・

 

という事で、複利の効かない

オリックスの不動産事業は・・

横ばい状態が続くと思われます。

 

しかしながら、オリックス全体とすれば

高く事業展開により

良い部門も有れば、思わしくない事業も

ありますが・・トータル的には

黒字経営が続くものとみられます。

 

なにせ57期にわたり‥黒字決算ですから。

 

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