楽天証券の上場申請について・・その狙いは・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

楽天証券の上場申請に

ついて・・

 

楽天証券は15兆円の

預かり資産があり

売上は895億で

利益は163億円です。

 

という事で

利益率は18.2%・・です。

 

同じネット証券のSBIは

20兆円の預かり資産があり

売上は1666億で

利益は620億です。

 

そして利益率37.2%・・

となります。

 

 

SBIと比べると

楽天は利益率が低い・・

 

ネット証券の利点は

販管費などの経費がかからない事です。

 

だから、普通の証券会社よりも

当然、利益率が高くなる・・

 

大手証券会社で言えば・・

野村は122兆円の預かり資産 

売上が15939億

利益は2266億円で・・

利益率14.2%です。

 

日興は69兆円の預かり資産

売上 3551億

利益 653億で・・・

利益率18.3%です。

 

つまり、楽天証券

大手の証券会社とでは

利益率が変わらない・・

数字です。

 

日本の市場の未来は・・

 

海外投資家の目が

中国向け→日本向けに

変わりつつあり、

 

その影響で日本の株式市場は

ここ2年間で拡大していて

2年間で6.8%の伸びです。

 

しかし‥海外投資家は

特別日本市場にこだわりを

持っているわけではなく、

 

たまたま、

中国に不安があるから・・

日本へ流れているだけです。

 

将来性は何とも言えない・・

今は日本の方が中国よりよさそう・・

という程度です。

 

ですから、国内の投資家が

もっと活発にならないと

本格的な拡大傾向とはなりません。

 

証券会社は銀行と違って

顧客の資産を使えません。

 

証券会社では顧客の預かり金は

別管理しなければならないのです。

 

銀行のように、顧客の資産を

運用出来ないのです。

 

証券会社の儲けは、売買時の

手数料稼ぎだけなのです。

 

ここに来てアメリカでは

取引手数料が、無料化になる流れがある・・

という事です。

 

やがて日本にもその流れが・・

さあ‥どうする証券各社・・

 

証券会社は何で稼ぐの?

となりますが、

そこで、空売り信用取引などで

利益を生み出そう・・という事です。

 

顧客にお金を貸して、自己資金以上の

投資を進める・・

その時に貸し出した分の金利

儲けよう‥という事です。

 

あるいは、管理手数料をいただく形で

投資信託銀行のようなことを

やっている・・という事です。

 

では楽天証券の上場は

何を目指しているのか・・

 

楽天グループは子会社の

楽天証券ホールディングス

東京証券取引所に株式の

上場を申請した・・

と発表しました。

 

その狙いは‥ズバリ

証券子会社の上場でグループ全体の

財務基盤を強化する・・

という事のようです。

 

楽天グループではこの度の

楽天証券の上場申請により

 

独自に資金調達を行うなどの

財務戦略が検討できるようになる・・

としていますが、

 

果たしてうまく行くかどうか・・

予断を許さないところです。

 

 

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