野村が3年連続で減益・・原因は人件費?

こんにちは。

桑原通夫です。

 

野村が3年連続で減益・・

という事で,一体どうしたのか?

 

直近の23年度では、

野村は35%の減益です。

 

その理由は、はっきりしていて・・

人件費が原因であります。

 

野村の人件費はここ1年で

762億も増えています。

 

その分が丸々、会社の減益に

なっているのです。

 

野村は未だに、人が仕事をする・・

という考え方のようです。

 

 

従業員がいればいるほど

売上が上がる‥

という考え方です。

 

その証拠に、いまだに野村は

毎年右肩上がりで人を増やしています。

 

従業員の数は16000人です。

 

一方の東京証券取引所・・つまり

東証を例にとると、東証の従業員は

増えていません。

 

野村に比べて10分の1以下です。

 

ところが東証の1人当たりの

生産性は

野村の9倍もある・・

 

東証で仕事をしているのは

人間じゃなく、

システムが仕事をしている・・

 

現在の東京証券取引所には

人がいないのです。

 

静かでガランとしていて

昔のように人が大勢で掛け声が

飛び交う場面もありません。

 

まるでセリ場のような

活気ある売買の姿は

どこにもありません。

 

株の売り買いは全て

システムがやっている・・

きわめて無機質な状態なのです。

 

一方で野村は・・人が多い。

従業員の数が毎年

右肩上がりで増えています。

 

野村の場合は

人が仕事をしていて

その人件費分だけ

減益となっているのです。

 

つまり、人件費高騰分が

利益を食っているのです。

 

このように業績悪化の

原因がはっきりしているのに

改革が出来ないのです。

 

なぜ?・・

それは社内の昇進組が、

取り締まり役になっている

からです。

 

人間関係の柵の中で・・

そこから昇進した人に、

 

大ナタを振るう大改革は

出来ません。

 

人減らしの大転換は・・

社内の昇進組の取締役では

不可能なのです。

 

全く柵のない・・外部から

取り締まり役を招く以外・・

できません。

 

しかし、野村という組織には

それが出来ません。

 

野村は‥いまだに人が仕事をする・・

人の数が利益を伸ばすと思っている・・

 

企業の価値は‥利益が全てです。

 

従業員がいくら増えても

企業価値には関係ありません。

 

旧態依然の組織が

変わらない限り・・

 

野村の非効率な経営は今後も

変わりそうもない・・

 

という事で、野村の株価には

期待できない・・

 

良くて横ばい‥という事です。

 

しかし‥いずれは

大改革せざるを得なくなるはずです。

 

どうする・・野村。

 

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