社員なんかいらない・・すべて外注にすればいい?

美容師のネットビジネスのmy Pick

オイシックス・ラ・大地株式会社
Oisix(オイシックス)食材宅配おためしセット
 

こんにちは。

桑原通夫です。

 

個人事業主として

自分一人だけで後は全て

外注を頼む・・

 

と言うビジネスモデルは

究極の効率化ビジネスと

なるでしょか?

 

社員を抱えた場合は、

人件費+教育が必要になります。

 

しかし、外注の場合は

専門的知識がある人に依頼するため

 

教育の手間が省けます・・

福利厚生費もいりません。

 

ただ外注費だけで終わります。

 

外注費が人件費より少なければ

問題なく利益も確保できますし、

 

人で苦労することもありません。

効率的にも申し分ありません。

 

これだけを見ると、理屈では、

外注が一番だ・・となります。

 

ところが・・もし、外注先に

変化が起こった場合、

 

このビジネスは継続できなくなります。

 

つまり相手次第でビジネスが

左右される結果になるのです。

 

その典型的な例が

私も昔愛用させてもらっていた

 

パソコン販売会社‥デル社です。

 

アメリカ企業のデル社は

台湾の企業に製造を

全てを外注させていました。

 

こういうPCを作って・・という

企画書だけで、

 

実際には台湾の企業に

作らさせたのです。

 

そのおかげで、設備投資も

いらなければ

 

アメリカよりも安い人件費(外注費)で

PCを作ることで

 

顧客が喜ぶパソコンを販売できたのです。

 

アメリカらしい、究極の合理化というか

効率化を図ったわけです。

 

当然、利益は上がり、株主も

大喜びです。

 

私も価格の安さで、喜んでDell

パソコンを使わせてもらいました。

 

この手法でデル社は

当期純利益を増やしながら

 

自己資本比率を減らしていったのです。

まさに究極のビジネスモデルです・・

 

しかし・・付けが回ってきました。

 

Dellが外注していた台湾企業が

ノウハウを覚えた結果

自分でPCを作り出したのです。

 

そして自社製品として販売したのです。

もちろん‥デル社よりも格安に・・

 

結果、デルの市場は台湾企業に

乗っ取られてしまったのです。

 

パソコン販売が本業の会社が

全てを外注に回した結果

 

競争優位性まで失ってしまった‥

という例です。

 

安易に効率性だけを求めて

全てを外注にした結果・・

 

とんでもないことになってしまったのです。

 

短期的に見ればデルの手法は

究極のビジネスモデルだったかも

知れません。

 

しかし・・長期的に見ると

自社のノウハウを外注先に

 

惜しげもなく手渡して

強力な競争相手を作ったことに

なりました。

 

煩わしい社員なんかいらない・・・

全てを外注にすればと、

考えていませんか?

 

もちろん・・短期的には最高の

ビジネスモデルにできるかも

知れません。

 

でも・・出る(Dell)杭は打たれる・・

ことにならないように

気を付けてくださいね。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

オールインワンのネットビジネスに欠かせないメルマガスタンドです・・・

http://myasp-ao.com/l/c/tmCbC7lI/jM3Hsw0z

動画もご覧ください・・山形の自然と日常をお伝えしています。

https://www.nicovideo.jp/user/96663403/video