新しい世界の資源地図という本について・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

新しい世界の資源地図という

本について・・

 

ダニエル・ヤーギン著・・

黒輪 篤嗣訳・・

著者はアメリカの経済アナリストです。

 

「エネルギー問題の世界的権威が、

地政学的視点から、エネルギー革命、

気候変動と環境問題をめぐる

各国の動きを鋭く分析した大著・・」

という触れ込みです。

 

地政学とは・・一言でいうと、

「地理的な条件に注目して、

軍事や外交といった国家戦略、

また国同士の関係などを分析、

考察する学問・・」

ということです。

 

それぞれの国が置かれている

地理的な条件は

その国の政治や経済に大きな

影響を与えます。

 

戦争などの過去の出来事も

安全保障の問題も含めて

 

今起きていることを地理的な

側面から読み解いていくのが、

地政学 なのだそうです。

 

例えば、源油価格はなぜ激しく

変動するのか?

 

米中関係はどうなるのか?

ソ連と中国は・・

と言ったことを


地政学とエネルギー分野の

劇的な変化によって、

 

どのような新しい世界地図が

形作られようとしているのか?

 

米国vsロシア・中国の新冷戦、

中東と距離を置くアメリカ・・

 

中東の石油需要枯渇・・への

危機感など・・


日本人が知らない資源戦争の

裏側まで知ることができる・・

 

エネルギー転換の未来を描いた

衝撃の本なのだそうです。

 

しかし、一方では、著書は

科学的な根拠よりも政治上の合意・・

という観点であるとして、

様々な意見もあるようです。

 

例えば・・地球温暖化の原因を

産業革命以降の経済活動だけに

結び付けていいのか・・

 

この二つは科学的には

何の根拠もない事・・

と言われています。

 

エネルギー使用量は、人口が

増加し続ける限り

どのような手段を用いても

避けらないわけです。

 

世界で一番エネルギーを使っているのは 

中国ですが、その中国では

化石燃料が全体の58%だという事です。

 

しかも石油よりも二酸化炭素を多く排出

すると言われる石炭を使った

火力発電を行っているのです。

 

北京では、ガソリン車のナンバープレートを

入札制にしていて・・

抽選倍率はきわめて高く、907倍・・

 

しかも運よく当選しても、1万3000ドル

という、かなり高額の交付料を

支払わなくてはいけない・・

 

しかしこれには特例が設けられていて

電気自動車の購入者は抽選を免除され、

自動的にナンバープレートを

取得できる・・

 

そのうえ交付料もかからない・・

 

中国国内の電気自動車の販売台数は

およそ100万台に達したが、

これは世界の電気自動車の販売台数の

半分以上に相当する・・

 

しかし・・

電気自動車の大衆化には

バッテリーが課題で、

現状では、補助金がないと

内燃機関の自動車とは勝負にならない・・

 

その一方で、バッテリー開発の目処は

明確ではないこと・・

 

このため、電気自動車の普及予測には

大きな幅があること・・

 

2050年で 10%~90%・・

という事は、

目標の半分という事か・・

 

兎に角・・多岐にわたった内容です。

 

暇があれば読んでみて下さい。

世界を見る目が変わるかも・・

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

オールインワンのネットビジネスに欠かせないメルマガスタンドです・・・

http://myasp-ao.com/l/c/tmCbC7lI/jM3Hsw0z

動画もご覧ください・・山形の自然と日常をお伝えしています。

https://www.nicovideo.jp/user/96663403/video
 

 

金子 ラインの使い方動画

https://www.youtube.com/watch?v=WiKEVucHrVc