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- 還暦おやじのネットビジネス講座
こんにちは。
桑原通夫です。
半導体不足の原因は
何だったのか？
それは世界中のどの国でも
一貫して作らなかったから・・
という事です。
つまり、分業に依存していたからです。
生産工程をわかりやすくすると
設計と素材調達と製造の
3つに分けることができます。
詳しくすれば何百という
製造工程があるのですが
それを3つに絞ると・・
アイデアを出す人（欧米）
材料を調達する人（日本）
組み立てる人（東南アジア）
です。
これを1人の人（国）で行えば
問題はありませんが
人にも国にも・・得手不得手が
あります。
製造工程は誰がやっても
大差がない‥
となれば、人件費の安い人（国）
に任せます。
材料の調達も、得意な人に
任せます。
アイデアを出す人は・・・
そこに特化して、
製造工程は全て人（他国）に
依存しています。
組み立てる人がいなければ・・
製品にはなりません。
材料を調達する人がいなければ
組み立てられません。
アイディアがなければ
何を調達すればいいかわかりません。
結局・・それぞれが依存し合う事で
お互いが影響を受けることになるのです。
半導体に関しては・・
欧米がアイディアを出し
日本が材料を調達して
東南アジアが組み立てます。
コロナ禍において・・
東南アジアもロックダウンを
行いました・・
その結果として、組み立て工程が
ボトルネックとなってしまったのです。
設計段階ではリモートワークも
できますが
組み立て工程では、
工場での勤務を必要とします。
東南アジアで自宅待機が起これば
製造そのものがストップします・・
結果としてこの度の半導体不足が
起きた・・という事のようです。
つまり‥分業のデメリットが起きた・・
と言うわけです。
分業は経営効率が良い代わりに
依存する部分が増えることで
相手次第で計画通りに進まないことも
出てくるとう大きなべメリットも
あるのです。
それがこの半導体業界で
起きてしまった‥という事のようです。
この度の半導体不足は、
材料不足ではなく・・
コロナ禍による
組み立て工程の労働力不足だった・・
という事のようです。
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