コンテナ物語って何? 水平分業の元って・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

コンテナ物語とは・・

 

物語の主人公は、コンテナの

発明者である

マルコム・マクリーンという

アメリカの若き起業家です。

 

今は、コンテナを知らない

人はいないくらい

当たり前のようになっています。

 

港には大量のコンテナが毎日

海外から運ばれてきたり、

 

日本からも多くのコンテナが

海外に運ばれています。

 

そのコンテナという革命的な

発明により・・

物流が大幅に発展したのです。

 

それと同時に、

輸送費が大幅に軽減され

 

価格にも大きな影響を与え

結果として世界中の人々が

恩恵を受けたのです・・

 

今でこそあの四角い箱で荷物が

運ばれることは

当たり前になっていますが

 

それ以前には

企業で作った製品は多種多様の

ものを1つの船に乗せて

まとめて運んでもらっていた・・

 

そして現地ではさらに

人件費をかけてその荷物を

トラックに積み替えたり

 

駅に運んで鉄道に

積み込んだりと・・

とんでもない手間暇と

労力が,かかっていたのです。

 

それがあのコンテナの出現により

商品ごとに・・行き先事に・・

効率よく運べるようになったのです。

 

もちろん他の企業の品物と一緒に

運んでもらえるので

1社で船をチャーターするよりは

低コストで済みます・・

 

種類別にまとめて運ぶので

仕分けの手間もかかりません。

 

結果として・・

モノが早く大量に安く

世界中に行き渡り、

 

製造業ではグローバリゼーションが

起きることになりました。

 

コンテナの発明者であるマクリーンは

起業家であり、

今でいうイノベーターの走りです。

 

ただ、マクリーンは・・

モノを低コストで運ぶには

どうすればいいか・・

を考えただけでした。

 

輸送コストを安くしたい・・

という目線から、

コンテナという方法を

思いついたのだそうです。

 

マクリーンは、コンテナ事業に、

全投資をして、

業界の既得権益などお構いなしに

壊そうとする反逆者・・でした。

 

それまでは同族会社として

陸運事業をやっていましたが

 

陸運業から海運業にシフト

するためには

退路を断って突き進む・・

という決意をして

一族全員で辞職して

新たな海運事業に賭けたのです。

 

財務と法務を駆使した買収により

海運業に進出・・

 

その買収の方法も

買い取り先の企業を担保にして

借金をする・・というもので

画期的なものでした。

 

海運の門外漢だったマクリーンだから

できたことだったのでしょう。

 

門外漢であったのだけど同じモノを

運ぶ陸運業者としての目線で

 

海運業を捉え、それが成功した

ということです。

 

このアメリカの若い企業家の

考え出した方法が・・

 

荷物をまるごとトラックで運ぶ

舟でも運ぶ・・ことだったのです。

 

このコンテナの発明が製造業の

世界的な水平分業の元と

なったのです。

 

そして物流の代表的なものは

船・鉄道・トラックで運ぶ・・

というものですが

 

そのすべてに欠かせないのが

コンテナという箱なのです。

 

しかも世界同一規格のコンテナを

利用することで

 

世界中に荷物の積み下ろしの

人件費が大幅に縮小した・・

 

それ以前は輸送費と同じくらい

人件費がかかっていた・・

 

それがコンテナの出現により

半額までになった・・

 

コンテナ以前だと一つの船を

チャーターして、いろんなものを

詰め込んで運んでいた・・

 

その荷物が着いた国でも

荷物の積み下ろしをして、

トラックに積み替えて

鉄道で運んだりしていた・・

 

その人件費は輸送費と

同じぐらいの

多額の費用が発生していた・・

 

コンテナの出現により

結局、製造→輸送→販売 

までの経費が半分になった・・

 

そのことにより、、自国で

モノを造らず

人件費の安い新興国で造る・・

 

コンテナにより、

人件費の安い国で製造し

安く作ったものを

自国で売る‥という事が

可能になった‥のです。

 

それが・・分けて物を作り

自社商品として販売する・・

 

それぞれが得意分野を受け持つ

という・・水平分業に

繋がって行ったのです。

 

各自が得意なものを集中して

手掛けることで

品質も効率も良くなった・・

 

1個当たりの固定費が下がり

値段も安くなる・・

 

消費者は、同じお金で多くの

ものが買えるようになった・・

 

生活が大きく豊かになった・・

という事でコンテナの発明が

 

18世紀の産業革命以降・・

世界経済が急速に発展した

要因となったのです。

 

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