M&Aがうまく行く事例・・僅か0.3%の世界・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

今流行りのM&Aですが、

どんな企業が向いているのか・・

ということです。

 

残念ながら、製造業には

向いていません。

M&Aは・・

商社にこそ向いている方法です。

 

製造業というのは・・

研究→開発→製造→広告→販売・・

というサイクルを一貫して管理したほうが

うまく行きやすい。

 

つまり製造業は内製化・・

に向いているからです。

 

一方、商社は製造しません・・

その分、売り手と買い手に集中

できるの強みです。

 

需要と供給に力を集中できる

商社こそがM&A向きである・・

ということです。

 

会社の「売り手」良し。

会社の「買い手」良し。

経済の「全体」良し。

というように

 

M&Aは三方よしでこそ

成功するのだそうです。

 

売り手良しとは・・

本来、会社とは基本的に

売りたくない・・のが本音です。

 

しかし・・深刻な課題がある場合は

売り手良し‥という場合もあります。

 

例えば・・

成熟して衰退に向かっている企業。

資金調達が難しい企業。

 

そんな課題を抱えている企業には

「売り手良し」となります。

 

買い手良し・・とは

単純に良い企業を価値よりも割安で

買える事・・です。

ただし、これも簡単ではありません。

しっかり調査してから買う事です。

 

経済の全体良し・・とは

利益面でプラスアルファの

相乗効果がある場合です。

 

M&Aで最も大事なことは

合併後の統合作業をきっちりやる事・・

 

利益最大化に向けて

一致団結で取り組むこと・・

 

それが出来て初めて・・プラスアルファに

なるのです。

 

利益最大化=全体良し となるのです。

 

平等意識のままでは・・プラスアルファは

生れません。

統合作業とは・・誰がトップなのか

厳格に上下関係を定める事です。

 

祖の成功例としては・・

リクルートが赤字のインディード

1130億で買収した事例があります。

 

当時海外進出で失敗していたリクルート

赤字会社のインディード

1130億という高額で買収・・

 

リクルートの買収担当者が

インディードの社長兼CEOになった。

 

結果・・インディードの純利益が

1596億になった・・

企業価値も23.5倍まで跳ね上がった・・

という事です。

 

失敗例で有名なのが、みずほです。

 

第一勧銀・興銀・富士の三社の

対等合併により『みずほ』が

生れましたが、

 

結果は、三社のメンツの張り合いで

システム障害を繰り返しています・・

 

同じく銀行の合併でも

住友銀行さくら銀行の合併は

上下関係を厳密にしました。

 

住む友が上で・・さくらが下です。

つまり・・きっちりとした

上下合併により

『三井住友』が生れ・・

 

システムは全て住友を使う事で、

システムトラブルはありません。

 

M&Aの成功は・・三方よしが基本です。

 

売り手側‥課題解決につながった。

買い手側‥良い企業を割安で買えた。

世間‥経済全体に付加価値が生まれた。

というのが、

M&Aの理想の姿なのです。

 

残念ながら・・

このような成功確率というのは

全体でわずか0.3%である・・

 

1000件のうちたった3件だけだ

という事です。

 

流行りだからと言って。M&Aは・・

簡単にできる話ではありませんね。

 

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