M&Aがうまく行かない理由・・結婚と同じ? 盛り上がるのは最初だけ・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

今流行りのM&Aについて・・

 

M&Aはなぜ?魅力があるのか・・

 

簡単に売り上げが増えます・・

営業利益も増えます・・

従業員数も増えます・・

 

という事で会社の規模自体が

短期間で、大きくなります。

 

結婚と同じで

1人だと食べていけなそうでも

2人一緒だと何とかなりそうな・・

1+1=2.5や3になりそうな・・

期待感が大きくなります。

 

 

しかし、M&Aとブランド力や

利益率、

つまり生産性が上がるかは・・

別物です。

 

現実的には・・これまた

結婚と同じで、むしろ一緒に

なってからの方が、いろいろと

問題が起こります・・

 

上下関係がはっきりした

M&Aであれば

大きな問題もありませんが

 

M&A成立後の統合作業は

とんでもなく大変な作業です。

 

完全子会社にすると

されたほうの社員のやる気が

極端に落ちてしまいます。

 

それに伴い業績も下がります。

 

そこでM&Aでは

対等合併・・新しい会社になる。

上下合併・・新しい会社になる。

買収合併・・株を買うだけなので会社ほそのまま。

上下買収・・株を買ってその後吸収する。

 

等の様々な形がとられます。

 

基本、人は自主性に任せると、

まちがいなく、サボるものです。

 

という事で・・普通は

合併しても業績は下がるのが

一般的なのです。

 

合併で盛り上がるのは結婚同様、

一時的なもので

直ぐに、やる気のない社員が増え

業績は悪化します・・

 

どんな企業の合併でも同じことが

起きるそうです。

 

合併後の会社の業績が上がるのは

やる気をなくした社員が

どんどん辞めていくことで

従業員数が減ります。

 

大幅に社員数が減れば

生産性が高まり、結果として

業績に繁栄する‥という事なのです。

 

生産性=利益÷従業員数ですから・・

 

100%ではありませんが

M&Aの流れとしては

9割が失敗に終わるようです。

 

1+1=2にはならない・・

それが合併の現実です。

 

合併は結婚と同じ・・

盛り上がるのは合併式まで・・

 

その後はこんなはずじゃなかった・・

というのが増えて行きます・・

 

売上をコントロールすることは

難しい・・となると

 

経費の削減しかありません。

つまり、合併で出来るのは

経費の削減だけなのです。

 

場合によっては、3割までは

経費削減が出来るかもしれません。

しかし、売上は・・伸びません。

 

合併により、重複している経費を

削減できれば、

相乗効果が生れたことになります。

 

M&Aは上下関係をはっきりしたほうが

うまく行きます。

 

そしてその場合、大事なのは

弱い方に有無を言わせない事です。

 

強権発動でしか成功しない・・

仲良く上手くやろう・・とするのは

幻想です。

 

弱い方の社員が次々と辞めることで

人件費が減り、生産性が上がる・・

ようやく経営も落ち着いてくる・・

という事です。

 

M&A・・と聞くと

気持ちは盛り上がりますが

現実はかなり難しい作業なのです。

 

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