こんにちは。
桑原通夫です。
りそなは
メガバンク？・・
ではありませんが
総資産・・約74.8兆円。
という事で、三大メガバンクや
ゆうちょ銀行に続く規模です。
りそな・・いわゆる
傘下には
りそな銀行・・
埼玉りそな銀行・・
を抱えています。
実はりそな銀行は・・
信託銀行です。
りそなグループは、
普通の銀行業務の他に
お客さまの財産管理を行う
いわゆる・・信託も取り扱っています。
信託併営の商業銀行としては
国内最大規模なのです。
そして・・
企業の事業承継や、
不動産仲介等の不動産業務も
行っています。
りそなの利益は
18年→2177憶
19年→2030憶
20年→2142憶
21年→1909憶
22年→1587憶
23年→2276憶
でした。
今でこそ、絶好調の
都市銀行ですが
実はりそなには
2003年に公的資金が導入されました。
15年かけて返済する計画で
2018年の完済を目指す・・
という事でしたが
何とりそなは3年前倒しで
2015年に完済したのです。
りそなは元々、戦前は野村銀行
と言われていました。
戦後・・大和銀行となり、
それから今のりそなになったのです。
無関係だそうです。
そして公的資金完済後の
業績も順調です・・
21年と22年は、コロナ対策として
貸倒引当金を多額に計上しているため
利益分が少なくなっています。
この2年間で貸し倒れ引当金は
合計・・933憶円です。
公的資金導入の経験のある
りそなは・・
万が一のコロナ対策として
準備金・・を経費として
計上しています。
18年→23年度のりそなの
業績は、
預金高・・貸出金・・有価証券
ともに業績を伸ばしています。
一度は公的資金投入されながらも
堅実に業績を伸ばし
公的資金の全額を完済したりそなは
貸し倒れ引当金も充実しており
完全復活と言っていいと思います。
そうは言っても銀行全体が
難しい局面に立たされていますので
油断は出来ませんが、
りそなには他行にない強みがあります。
りそなは・・リテールと信託を併営
しています。
担当者一人ひとりが信託のノウハウも
身につけています・・
また個人の財産だけではなく、
企業の事業承継のお手伝いや
国内の商業銀行では唯一・・
不動産仲介等の不動産業務も
行っています・・
雨の日に傘を取り上げる・・
と言われる銀行において
公的資金で生き残った銀行として
雨の日の傘・・の有難さを忘れず、
これらの強みを生かして
メガバンクに負けない
金融グループとしての
活躍・・に期待します。
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