こんにちは。
桑原通夫です。
ビックモーターの社長は
相変わらず、マスコミに叩かれまくって
いますが・・・
社長=人格者ではありません。
社長として一番評価すべきことは
経営手腕です・・
気を取り直して・・
今日はサイバーエージェントの話です。
終ったのか・・
利益率下降中・・
21年と22年の
約2年間にわたり稼ぎ頭として
大ヒットしたゲーム
ウマ娘のブームが終了・・
という事で一気に利益が減少中。
2015年には5.8%だった純利益率も
2023年には0.8%まで下がるだろう・・
という予想です。
なぜ?絶好調じゃなかったの?
という事で・・調べて見ると
サイバーは利益率を下げる企業・・
でした。
ズバリ・・人が多すぎるのです。
- 2014年9月・・3058名
- 2015年9月 ・・+373
- 2016年9月 ・・+426
- 2017年9月・・ +558
- 2018年9月 ・・+437
- 2019年9月・・ +286
- 2020年9月 ・・+205
- 2021年9月 ・・+600
- 2022年9月 ・・+393で
- 今は6,337名となっています。
- これに臨時雇用も含めば
- 更に多くなります・・
- サイバーエージェントは
- 人を増やし続ける会社・・なのです。
- いくら業績を伸ばしても
- それ以上に販管費を増やしたら
- 利益率が下がるのは当たり前です。
- 人を増やして、
- 売上を増やせば利益も増える・・
- というのは幻想です。
中長期的に利益を増やすには
徹底的に経費を管理する以外
ありません。
売上を伸ばす事よりも
経費管理を徹底しなければ・・
利益は残りません。
企業で大事なのは売り上げですか?
もちろん。
しかしそれ以上に大事なのは
費用管理なのです。
最終利益こそが・・起業成績です。
利益創出能力が高い
↓
企業価値も上がる
↓
時価総額も上がる・・
と言うことです。
このまま、社員数を増やし続けるなら
利益創出能力が低い企業である・・
という結論になります。
という事で、もちろん企業価値も
下がり続けることになります。
実は2015年から2023年まで・・
利益を下げ続けて来た企業です。
それが2021・2022年の間は
コロナ禍の中で大ヒットした
ウマ娘 のお陰で稼げたのです。
ウマ娘が2年間、稼ぎ続けた事で
思い違いをしてしまったのか・・
そのウマ娘バブルが終焉した今、
という・・割高になっています。
株式市場は長い目で見ると
価値=時価 になりますので
間違いなく4分の1まで
下降する‥という事です。
未だに好評価を付けているアナリストも
いますが・・
売り時が正解でしょう。
人が多すぎる・・
利益が販管費に食われている・・
人を増やせば売り上げは上がるかも
知れません。
しかし、売り上げ増=利益増 ・・
ではありません。
経費管理を徹底しない限り
投資対象にはならない企業です。
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