不正会計をする理由とは‥東芝の不正会計を考える・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

今日は不正会計について。

 

不正会計・・をする場合、

私たちのような零細や

中小企業の場合は、

 

出来るだけ私益を圧縮する

過少申告・・になるのが

大半です。

 

課税対象額を減らすことで

税金を少なくしたい・・

という事が目的です。

 

例外とすれば・・

銀行から借り入れをしたい場合、

 

銀行が一番に考慮するのが

返済能力ですので・・

 

その場合に行う不正会計は

粉飾決済・・となります。

 

粉飾して、儲かっている風を装い

返済能力が高いことをアピール

するわけです。

 

ところが・・東芝のような

一部上場企業となると

話は違ってきます。

 

東芝が過小申告をしたら

たちまち株価に影響します。

 

直ぐにスポンサー離れが起きます。

 

株式会社は株を売って民間から

資金調達するのが本筋です。

 

あるいは・・

資金が足りなくなったら・・

 

メインバンクから融資をして

もらうのが、本来の姿です。

 

ところが東芝はそれをやらなかった・・

 

やらなかったというより、

やれなかったのです。

 

つまり・・銀行が東芝の業績を判断し

不良債権化するのを恐れた‥

という事です。

 

東芝の不正会計問題は

なぜ起きたのか?

 

不正会計にも2種類があります。

 

上場していない中小企業の場合は

→過小申告になる・・

 

上場している場合は、真逆で

→粉飾決済になる・・

という事です。

 

上場企業の場合・・公開企業として

決算を開示しなければなりません。

 

その結果次第では、株価に影響します。

 

株価が下がれば、スポンサー離れが起き

一気に資金不足に陥ります・・

 

何としても株価を守らなければならない・・

そのためには粉飾してでも、

 

株主に対して、儲かっている風を

演出しなければならない・・

 

そこで、粉飾決済が行われた‥

という事です。

 

東芝が赤字決算に陥った訳は・・

過去の投資の失敗でした。

 

東芝アメリカの原子力発電系の会社に

大きな投資を行いました・・

つまり子会社化したのです。

 

ところが・・その子会社が

倒産してしまったことで

東芝は1兆円の赤字決算を発表・・

 

資金繰りに困った東芝

国内の銀行からの融資を求めたが

そこへ手を差し伸べる銀行は無かった・・

 

そこでやむなく・・

海外の機関投資家から資金を集めた・・

という事です。

 

しかし、そのことにより、

東芝の経営に対して

 

海外の機関投資家が口を

出すようになった・・

物言う投資家・・です。

 

機関投資家にすれば、

東芝への愛着なんて

まったくありません・・

 

自分の投資したお金が

増えればいいだけ・・

 

ただ高く会社を売って

利益を確保したいだけです。

 

現在、2022年の東芝の決算は・・

利益1600億円の黒字です。

 

純資産1.3兆円・・

時価総額は・・2.3兆円です。

 

東芝の今の問題は・・

海外の機関投資家が積極的に

経営に口を出してくる・・

 

東芝株の53%は・・

海外の機関投資家が持っている。

 

この海外の機関投資家達は

株を高く売りたいだけ・・です。

 

現在の時価総額よりも少しでも

高く会社を売って

利益を獲得したいだけ・・です。

 

そこで今、東芝が狙っているのは

公開買い付け・・

つまりTOBなのです。

 

時価総額は2.3兆円よりも

高く買ってもらいたい・・

 

TOBの場合は・・時価総額よりも

高く売れるのが相場という事です。

 

2.3兆円→3兆円になる可能性が高い・・

という事のようです。

 

現に4社が買いたいと名乗りを上げている・・

という事ですが

果たしてどうなるのか??

 

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