こんにちは。
桑原通夫です。
公認会計士の役割とは・・
粉飾決済を見抜くことです。
粉飾決済とは・・
意図して利益を過大計上する事や
経費を過小にすることで
誤りによる過失とは違います。
誤りと粉飾の違いは
過失か‥意図的(故意)
の違いです。
ではなぜ?上場企業で粉飾が
行われるのか・・
という事ですが
経営者は常に株主からの
利益最大化の圧力に
晒されているのです。
会社は株主のものだから・・
経営者は・・
常に利益を出し続けなければ
なりません。
という事は常に粉飾の誘惑に
晒され続けている・・
仮に毎年の利益が0の
上場企業であれば
利益→0
↓
企業価値も0
↓
時価総額(株価)も
0になる・・
当然、経営者の責任が追及
されます。
会社のお金は株主のお金です・・
会社従業員は株主のお金を預かって
運用しているだけ・・
そのお金は、会社の利益最大化に
使う・・のが本筋です。
しかし‥株主の利益のためでなく
私的に運用した場合、
それは横領したことになります。
つまり‥横領事件は
従業員がやるものですが
粉飾は会社が行う・・と
いう事です。
公認会計士とは
会社がやる粉飾決算を見逃さない
ために必要なのです。
監査によって
しっかりと財務諸表を見て
意図的に行われた粉飾を
見破る・・
上場企業の財務諸表が
会計原則に沿った適性なものであるか・・
それを監査するのが・・
公認会計士の役割です。
企業が財務諸表
↓
↓
投資家に財務諸表を公表する
という事で、公認会計士が
対象にしている相手は
上場企業です。
0.1%の上場企業の
4000社が対象・・なのです。
大企業以外の400万社については
税理士がやっています。
ですから、税理士と違って
公認会計士は、一般的には馴染みが
少ないのです。
税理士と公認会計士の
仕事の違いは・・
税理士→税法に基づき行う
税務申告の専門家。
公認会計士→ 会計原則に
基づき監査を行う専門家。
という事で、
税法に基づくものか・・
会計監査に基づくものかの違いです。
従って・・
公認会計士が税理士の仕事を行う事は
出来るが
税理士が公認会計士の仕事を行う事は
できない・・
税理士が作るのは・・税務申告書
税務署が見てわかるように
作るものです。
公認会計士がつくるのは
財務諸表。
投資家である株主が見て
わかるように作るものです。
ですから資格を取るのも
医師や弁護士同様に
非常に難しい・・と言われるのが
公認会計士の資格です。
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