こんにちは。
桑原通夫です。
M&Aについて・・
黒字なのに会社を売りたい
という経営者の理由を
調べて見ました。
上場企業同士の場合・・
上場企業は、上場した当初は
勢いがあります。
集めた資金により、更に株主の
期待に応えるように・・
配当利益を出せるように、経営陣も
燃えています・・
ある一定年数がたつと
毎年総益を続けることは難しくなります。
毎年・毎年増益が株主から求められる
業績アップに・・
いくら有能な経営者でも、応え続けるのは
難しいものです。
株主総会で追及され・・
苦しい場面に立たされることも。
その重圧に耐えられなくなり、
M&Aをやる‥という事です。
上場した企業とは・・
社長は株主の要求に応えようと
無理をします。
というのも株式会社というのは
会社は株主のもの・・だからです。
会社は顧客の為のものでもあるのに
物言う株主の重圧に・・つい、利益追求に
走り・・無理をしてしまうのです。
売上が伸び悩むと、その矛先は
経費削減へと向かいます。
結果として、これでもか‥
というくらい、
経費削減をしようとします・・
会社は・・
株主のいう事を聞いていても
うまく行くわけじゃないのに・・
そもそも株主に会社経営が
出来るわけがないのです。
自分ではできないから・・できそうな人に
経営を任せて、お金を出しているだけです。
株主に経営の能力があるわけじゃない・・
という事はわかっていても
しかし、株主の意見を無視することは出来ない・・
物言う株主が強すぎると・・会社は
うまく行かなくなる。
だったら・・売却してしまおう・・
となるのです。
そして会社を売りたい傾向が強いのは
海外の企業です。
特に海外の方がモノを言う株主が多い・・
ということで、
売りたい経営者も海外に多いのです。
だから、日本の会社が外国の企業を
買収することが出来る‥という事です。
楽になりたいから・・会社を売るのです。
利益が出ている会社でも売りたい・・
というのは
経営者が楽になりたい・・からです。
だから、会社自体は黒字でも・・
売って早く楽になりたい・・と思う
人が多いのです。
Ｍ&Ａは買い手企業に多くの
メリットがある・・と言われており、
当然、買い手の方が多くなります。
特に後継者がいない場合、
親族や社員の中に後継者たる
人物がいない場合は・・
第三者に会社を売却するか・・
あるいは廃業して清算するか・・・
となります。
創業者にしてみれば・・
せっかく自分で作った会社ですから
後々まで残したい・・と思うのが
当然です。
また・・二代目社長なら
親から受け継いだものを
自分の代で終わらせたくない・・
と思うものです。
だったら、会社を売却しても
事業そのものが残るほうが
メリットになるのです。
メリットと言えば、
廃業して清算するよりも
売却で金銭を受け取ったほうが
大きなメリットになります。
しかしそれよりも、
早く楽になりたい・・
早く肩の荷を下ろしたい・・
と言うのが、本音なのです。
何故？会社を売りたいのか・・
それは、早く楽になりたいから・・
という事でした。
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