JTのM&Aがうまく行った理由・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

JTM&Aについて・・

 

日本ではたばこを買う人は

20~60歳までです。

 

60歳を過ぎると極端に

吸わなくなります。

 

煙草を吸う年齢層が

増々少なくなってきています。

 

という事で、国内では勝負が

できない・・

そこで海外へ手を広げた・・

 

つまり生き残りをかけて

M&Aが行われたという事です。

 

その金額は2.2兆円という

莫大なもので

 

ちなみに100円の新札の厚さは

1センチですが

 

2.2兆円を積み上げると

その高さは・・成層圏まで

届くそうです。

 

1億で1メートル・・

1000億で1キロ・・

 

1兆で10キロ・・

2.2兆で22キロとなり

 

成層圏は高度12キロ以上ですから

成層圏まで悠々と届く高さに

なりますね。

 

というと、2.2兆円がいかに大きな

金額になるか・・

理解できますよね。

 

1992年・・マンチェスター・タバコを買収、

1999年・・RJRナビスコ社から米国以外の

      たばこ事業を取得

2007年・・ギャラハー買収に成功・・  

      という事です。

 

JTの戦略は・・

日本市場に関しては自社で対応するが、

外市場に関してはM&Aで行う・・

という事です。

 

そして買収した企業に関しては

基本、海外本部に経営を任せる・・

という方針です。

 

その結果は・・

1999年から2022年までの

23年間の間に

 

営業利益は1689億から

6536億と・・3.9倍に伸ばし

株価は3.4倍にした・・

 

ここ20年間にJT

M&Aで順調に業績を

伸ばしてきた‥という事です。

 

その成功の秘訣は

自らの将来は自らが拓く・・

という主体性によって行い、

 

投資銀行コンサルタントに依存せず

自社で独自に買収先の選定や交渉を

行ってきたことです。

 

そして買収後は、買収先に大幅な

権限移譲を行うことで

シナジー効果が最大限になるように

してきたことです。

 

相手の優れたところを積極的に

取り入れ、共に学び合う姿勢を

取ったことです。

 

日本の企業が海外の企業を

傘下に収めた場合、

失敗しがちなポイントが

あるそうです。

 

それは、買収先に

自分達の流儀を押し付ける事です。

 

これは反発を買うだけで

お金で時間を買う・・という

M&Aの基本すら、失う事になります。

 

という事で・・

JTM&A戦略こそが

日本企業をグローバル化していく

最高のお手本と言えます。

 

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