地銀が苦戦する中・・三菱UFJが好調なわけとは・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

本業赤字となっている

地銀が増えているそうです。

 

本業赤字・・とは、銀行の

運営コスト分を

銀行の基本的業務である

貸出や手数料収入などで

賄えない・・状況の事です。

 

日本の約100行の中で

4割強が本業赤字・・

 

一部の銀行では

赤字体質が慢性化している・・

という事です。

 

かろうじて、

株式や債券の運用という

本業以外の分野で利益を

創り出している・・そうです。

 

日銀の見通しでは

28年度に地銀の6割が

最終赤字・・になると試算している。

 

このような状況に追い込まれた背景には

日銀の金融政策によるもの・・

という見方が大半です。

 

地銀には他にも地方経済の停滞もあり

押しなべて地銀は厳しい状況が

続いている‥という事です。

 

 

メガバンクも地銀と同様に日銀の

金融政策の影響を受けていますが、

大手銀行は米国やアジアなど

海外展開に活路を見いだせます。

これに対して、地銀は地域によっては

人口減や企業数の減少が急速に進んでおり、

八方ふさがりの状況です。

 

三菱UFJフィナンシャルグループは

2022年3月期の通期目標の見通しを

 

純利益1兆500億円・・と

据え置いているが、すでにこれを

超える純利益を確保しているそうです。

 

経営陣はとても慎重で・・

コロナ禍や半導体不足といった

 

不確定要素が多いとして

予測を据え置いたのだそうです。

 

ちなみに他のメガバンク

4〜12月の純利益は、

 

三井住友フィナンシャルグループ

前年同期比44%増の6,247億円、

 

みずほフィナンシャルグループ

同35%増の4,786億円だそうです。

 

三菱UFJの業績は

なぜ好調なのだろうか・・

 

その理由は2つあるそうです。

1つは・・

与信関係費用が大幅に

減ったことです。

 

金融機関は融資先が倒産する

リスクなどを勘案し、

 

決算で事前に与信関係費用を

計上していますが

 

コロナ禍の影響で倒産する企業が

予想よりも少なかった・・

という事で、与信関係費用も

減ったようです。

 

もう一つの要因は・・

融資先の米モルガンの事業が

好調だから‥という事です。

 

純利益は、2015年3月期に

1兆円を超えた後、

やや減少したが、

 

今期は再び1兆円を超える

見込みだ‥という事です。

 

株価も過去1年で45%上昇・・

年初からでも16%上がっている。

 

という事で、メガバンク

三菱ufj銀行は・・

 

総資産・預金・貸出金、共に

伸ばしているのです。

 

すべて順調に推移している・・

経費率も改善している。

 

外部環境も

国内では利ザヤが上昇傾向・・

海外の利ザヤも上昇傾向・・

 

経営状況は確実に良くなっている

ので、今後とも株価が

上がるだろう・・

 

というのが投資家の見方だそうです。

 

もちろん・・株に100%はないことも

お忘れなく。

 

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