地球温暖化続編・・フェイクニュースに踊らされるな・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

昨日に続いて・・

地球温暖化問題。

 

世界で、地球温暖化の危機が

叫ばれています。

 

日本でも、台風やゲリラ豪雨

猛暑などが

温暖化による悪影響だ・・

 

と報道されていますが

果たして本当でしょうか?

 

温暖化の原因は、石炭や石油など

化石燃料によって発生した

二酸化炭素などの

温室効果ガスによるもの・・

ということで、

 

世界各国が地球温暖化防止

のための条約を締結し、

 

世界の平均気温の上昇を

産業革命前と比べて

1.5℃以内に抑える努力をすること・・

となっています。

 

そして21世紀後半には

CO₂など温室効果ガスの排出を

実質ゼロにすることを

目標としている・・

 

という事ですが、果たして

そんなことを

本気で考えているのだろうか?

 

日本政府も、現実的には

脱炭素なんて不可能だ・・と

思っているはずですが、

 

グローバル経済圏で生きる

先進国としては・・

2050年までに

CO₂排出量の実質ゼロを目指す・・

と世界に宣言しています。

 

CO₂排出ゼロ・・ということは

鉄も造れない・ガソリン車もダメ・

化学製品も諦めなければならない

という事になります。

 

そんな社会・・どこの国でも

本気では考えていないと思いますよ。

 

現実的に考えれば・・鉄鉱石から鉄を

取り出すには、石炭が必要ですし・・

 

石油、天然ガスや石炭は

日本の工場や家庭など、

あらゆる分野で使われています。

 

常時排出されるCO₂をゼロにすることは

例え2050年と仮定しても、実現

不可能なことです。

 

仮にそれが出来たとしても

そのためには、一体どれほどの

代替コストがかかるのか・・

 

ある試算によれば、日本だけでも

今の国家予算の半分程・・

かかってしまう計算のようです。

 

それで日本の産業は回るのか・・

CO₂をゼロにしないと地球は

本当に人が住めなくなるのか・・

 

素朴な疑問も湧いてきませんか?

 

という事で専門家はどう見ているのか・・

参考にしてみましょう・・

 

以下・・

気象変動の専門家であり

科学データに基づいて、CO₂ゼロに

根本的な疑問を投げかけている

研究家である 杉山大志氏の話・・

 

本当にCO₂ゼロは世界の潮流なのか?

 

杉山氏・・確かに、西ヨーロッパのエリート、

国連のエリート、そしてアメリカ民主党

エリートたちは一生懸命に

「脱炭素」と言っています。

 

しかし、それが世界の潮流かというと、

そうではない・・

 

例えば、ヨーロッパでも東欧は脱炭素なんて

まったくやる気がありません。

 

これから経済成長したいと思っている

途上国にとって「CO2ゼロ」は迷惑な話です。

 

アメリカでも温暖化をまったく信じていない

共和党議員がたくさんいます。

 

日本はどうかといえば、国際会議では

西欧諸国や国連があれこれ言うから、

 

「温暖化対策は待ったなし」・・

「2050年にCO₂実質ゼロ」・・

に一応同調しているけれども、

 

実際にこれらの国々が作っている

エネルギー計画を見れば、

 

まったくCO₂ゼロ・・を目指していない

ことが分かります。

 

そもそもCO₂ゼロ」に実現性があるのか

という問題があります。

 

現在、世界のCO2排出量(2018年)は、

中国28.4%、

アメリカ14.7%、

EU+イギリス9.4%、

インド6.9%、

ロシア4.7%。

日本3.2%。‥という事で

 

つまり、中国とアメリカで世界の

CO₂排出量の4割以上を占めているわけで

 

この2国が本気にならなければ

CO₂は減りません・・

 

そして肝心の米中両国のスタンスは・・

というと、

アメリカは2030年にCO₂を半分に、

2050年にゼロにする・・

と言っています。

 

しかし、アメリカは石油・ガス・石炭産業が

世界一発達した国です。

 

議会では、議席の半分近くを占める共和党

バイデン政権の脱炭素政策に反対です。

 

身内の民主党内でも穏健派・・は

バイデンか唱える極端な脱炭素化には

反対しているのです。

 

そして最大のCO₂排出国である中国は

2060年にCO₂を

実質ゼロにする・・と言っていますが、

これは遠い将来の話でしかない。

 

現実的な話としては5年後、10年後

どうするかが大切なのですが、

 

中国は2020年からの5年間は

CO₂を1割増やす・・

と堂々と宣言しているのです。

 

中国のCO₂排出量は現在でも

日本の10倍ですから、

 

その1割といえば日本の年間排出量と

同じ量のCO₂を増やす・・

と言っているのです。

 

つまり、CO₂ゼロは世界の

排出量の4割以上を占める

米・中が本気にならない限り・・

 

減らないわけで、仮に日本が

CO₂ゼロを達成したとしても

大勢に変化はない・・

というのが世界の現実です。

 

西欧諸国は銅でしょうか・・

脱炭素で行き詰まるドイツの例として、

 

杉山氏によれば・・

西欧諸国の多くはエネルギー危機に陥り

脱炭素どころではない・・

というのが現状です。

 

最も熱心にCO₂ゼロ・・に取り組んでいる

ドイツがその典型です。

 

ドイツはこれまで脱原発政策を進めてきて、

今年中にすべての原発を止めることに

なっています。

 

化石燃料も石炭火力はゼロをめざして

減らしているし、

地下にシェールガスが埋蔵されているのに

開発していません。

 

ドイツは電力の半分近くを

再生可能エネルギーでまかなうなど

エネルギー政策では風力発電と、

 

もう1つはロシアからの輸入ガスに

頼ろうとしているのです。

 

風力発電に関しては

ドイツが世界の先頭を走って来ました・・

 

しかし、2019年以降は風力発電所

新設のペースが極端に落ちています。

 

理由は生態系への影響、景観、騒音等です。

 

特に野鳥が風力発電の羽根に当たって

沢山死んでいることが大きな問題と

されています。

 

風力が環境に優しいというわけでは

ない・・ということです。

 

もう1つのロシアからのガスは、

その確保にリスクが付きまといます。

 

今、ウクライナをめぐって、

NATOとロシアがにらみ合っています。

 

もしロシアが侵攻したらNATO

経済制裁をすると言っている。

 

そうなれば、ドイツはロシアから

天然ガスを買うことは出来ません。

 

ロシアもダメージを受けますが、

ドイツもロシアからのガスが止まれば、

工場は稼働できなくなり

 

家庭では暖房が使えず、寒さで亡くなる人が

続出するかもしれません・・

 

結局、ロシアよりもドイツの方が

はるかに大きなダメージとなります。

 

CO₂ゼロ・・脱炭素・・といえば、

なにか環境にやさしいイメージが

ありますが、

 

そのために化石燃料を軽視すると

エネルギー構成のバランスが崩れ

ドイツのようになってしまいます。

 

日本でもCO₂ゼロ・・が可能だと

考えている人もいますが、

そんなに簡単な話じゃない・・

ということですね。

 

世界で2050年にCO₂ゼロ社会を

目指すことになっていますが

 

実は技術的に、また経済的に、

どのようにして目標達成するのか・・

 

具体的な計画をもっている国は

今のところ・・1つもないのです。

 

日本も(2050年ゼロ)と言わないと

後ろ向きだと糾弾されるので

宣言しましたが・・

 

実施の可能性については

具体的に検討されていません。

 

採算ベースを考えても

太陽光発電風力発電では

赤字になるだけです。

 

太陽光は太陽が陰ったら

発電しませんし

風力は風が止まったら

発電しません。

 

太陽光や風力を利用しようとしたら、

常に火力発電所を稼働させて

バックアップすることを

考えていなければならないのです。

 

つまり・・

再生可能エネルギーで発電に拘れば

発電所は二重投資になってしまい、

大幅なコスト高になるのです。

 

そしてそれらは・・

電気料金の値上げという形で

国民に跳ね返ってきます。

 

2012年7月から始まった・・

再生可能エネルギー

固定価格買取制度・・で

 

既に年間で総額2.4兆円という

付加金が発生しているのです。

 

電気料金が高くなっているのは、

この付加金が大きな要因です。

 

日本では多くの方が

このまま進めば地球の生態系が

破壊され、災害が増える。

 

温暖化の原因は化石燃料を燃やすことで

出るCO₂だから、

これを大幅に削減することが必要だ・・

 

というふうに思っているでしょう。

しかし、これは事実ではないのです。

 

国連とか政府の御用学者や

マスコミからそういう

「物語」を繰り返し聞かされて、

 

みんな信じてしまっているだけ

なのです。

 

確かに気温が上昇し地球が温暖化

していることは事実です。

 

しかし、この気温上昇がどの程度

CO₂の増加によるものかは

よく分かっていません。

 

最近、猛暑になるたびに

地球温暖化のせいだ・・

と言われますが、事実はまったく違います。

 

日本の気温上昇が100年で0.7℃ですから、

1990年から2020年までの30年間では

0.2℃程度上昇したことになります。

 

しかし、0.2℃といえば

体感できるような温度差ではありません。

 

猛暑の原因は別にあります・・

 

気象庁によると・・

猛暑の原因は夏の高気圧の

張り出し具合などの自然現象・・

によるものと

都市熱による影響にによるもの・・

の、2つだそうです。

 

都市熱とは・・都市化によって

アスファルトやコンクリートによる

ヒートアイランド現象・・が起こり、

 

家やビルが建て込むことで風が遮られる

いわゆるひだまり効果が出る事です。

 

こうした都市熱によって東京は

既に約3℃も気温が上がっているのです。

 

温暖化が原因で猛暑になっている

わけではないのです。


誤解を恐れずに言えば、温暖化の悪影響

という話は

ほとんどフェイクニュースです。

 

実際、これまで地球温暖化の影響で起きる

と言われた不吉な予測は

ことごとく外れてきました。

 

例えば、北極グマは温暖化で

海氷が減って絶滅すると騒がれましたが、

今では逆に増加しています・・

それはクマを殺さず保護するように

なったからです。

 

海抜数メートルのサンゴ礁の島々が

温暖化による海面上昇で沈んでしまうと

言われましたが、

現実には沈没していません。

 

サンゴ礁は生き物なので

海面が上昇すると

そのぶん速やかに成長するからです。

 

逆に拡大している島もあるほどです。

 

結局、温暖化はゆっくりとしか

進んでいないし、

その影響で災害が増加している

わけでもない。

 

温暖化の理由の一部はCO₂ですが、

それ以外の要因も大きく、

CO₂の大幅排出削減は

待ったなし・・ではない。

 

これが温暖化の科学的知見だ‥

と杉山氏はいうのです。

 

あなたはどちらを信じますか?

 

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