日本の電力不足の原因は? 消費電力が伸びたからではない・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

原発を止めれば

電力不足が起きることは

わかっていたはずです・・

 

福島県原発事故以前は

3割の電力を原子力発電で

賄っていました・・

 

それが・・福島原発事故を境に
日本は原発を止めました。

 

だから・・今の日本では

電力不足が起きている・・

と言うわけです。

 

消費量が増えたから・・

ではなく、原発を止めたからです。

 

その不足分を火力発電を

増やしながら

 

何とか凌いできたのが

日本の現状です・・

 

火力発電は、
石油・石炭・天然ガス

燃やすことで
二酸化炭素を発生させます。

 

今は世界中で脱炭素が

叫ばれています・・

 

という事は・・火力発電もこれ以上

増やすことは出来ない・・

 

では・・再生可能エネルギー

補えばいい・・

という話になりますが

 

狭い国土の日本で

風力発電太陽光発電

どう考えても無理があります。

 

石油や石炭を燃やして

火力発電を増やせば・・

二酸化炭素が発生する・・

 

日本の空き地と言っても・・

砂漠があるわけじゃなく

殆どが森林地帯です・・

 

その山間部に太陽光パネル

風車の建設を進めれば・・

増々、緑が少なくなり

 

二酸化炭素を吸収する能力を

失うことになります。

 

つまり・・再生エネルギーによる

発電法のほとんどが、

 

発電量に比例して・・

広い土地が必要になります。

 

その点、火力発電所

原子力発電所も・・

 

投入する材料さえ増やせば、

同じ面積で量産することが

できるのです。

 

狭い日本の風土に合っているのは

どう考えても・・

 

原子力発電しかない・・

と私は思います。

 

岸田首相は、

今年の冬までに

9基の原子力発電を
再稼働させる・・

 

と言っていますが

間違ってはいないと思います。

 

日本の電力消費量は

2007年をピークとして

増えていないそうです。

 

もう一度言いますが・・

日本の電力不足は、

 

消費電力が増えたから・・

ではないのです。

 

福島の原発事故により・・

多くの原発を停止したからです。

 

放射能が怖いから‥当然だと

というのであれば

 

原爆投下後の長崎や広島には

今も人が住めない事になります・・

 

放射能は75年で消滅したり

しません・・

 

戦後75年しかたっていない

広島・長崎には、

人が住めないことになります・・

 

広島も長崎も・・

福島県のような原発

放射能漏れではなく

 

放射能を直接・・ぶちまけられた

わけですから

 

その残留濃度は福島とは

比べ物になりません。

 

しかし・・人が暮らしているでは

ないですか?

 

戦後まもなく・・人々が

街を復興させて、

住み続けてきたではないですか?

 

今でも皆さんが・・広島にも長崎にも

出かけて行っているでは、

ありませんか?

 

海外からも観光客が

広島にも長崎にも訪れていませんか?

 

一説によると・・ウランが半分になる

ために必要な時間・・つまり半減期

 

セシウム137で約30年だそうです。

広島も長崎も・・30年間、

住めなかったのですか?

 

チェルノブイリ付近の土壌に含まれる

セシウムの「環境的半減期」は、

 

180年から320年だそうです。

ウランとなると・・半減期

7億年後です。

福島の事故から‥

何年経ちましたか?

11年です・・

 

未だに立ち入り禁止区域も

残っていますが、

代わりに野生の動物たちの

天国になっています・・

 

広島や長崎はどうでしたか?

 

両県は‥放射能漏れなんて

生易しいものではなく

原爆投下です・・

 

直接大量の放射能

ばらまかれたのです。

 

チェルノブイリから・・

36年です。

 

そのチェルノブイリの今は、

原発事故も風化しつつあります。

 

当初から、野生動物たちが

住み着いて、たくましく

繁殖しています・・

 

観光用に、事故の残骸も

残していますが・・

 

人々もだいぶ戻っていて、

チェルノブイリという

特別な場所で暮らしている・・

 

という意識もあまりないそうです。

 

チェルノブイリ付近では・・

むしろ・・放射能で死亡する人よりも

 

ドラックやアルコールが原因で

死ぬ人の方が多い‥

という話もあります。

 

日本でも、原発再稼働に対して

10年前とちがい・・

猛反発する人も少なくなっています。

 

現実的と言えばそれまでですが、

電力を使わずに何もできない

 

現代社会に生きるものとしては

当然の事だと思います。

 

東京電力柏崎刈羽原発
中部電力浜岡原発でも

 

再稼働が可能になっていくと

思われます。

 

電気を使わないわけにはいかず

再生可能エネルギー

日本の風土にはなじみません。

 

火力発電も脱炭素でダメ・・

 

だったら・・原発の安全性を高める

努力に、特化すべきではないでしょうか?

 

こういう話をすると・・

反発を受けることも覚悟で

あえて言いますが、

 

放射能は地球誕生時から

存在しています・・

 

地球そのものが放射能

発生している・・のです。

 

いろんな食べ物にも

既に含まれています・・

 

大昔から、放射能と共に

暮らしてきたようなものです。

 

ここまで言うと・・さすがに

引かれてしまいますよね(W)

 

もちろん、再生化のエネルギーも

今後とも、開発していくべきですが

 

現実問題として、

原発以上のクリーンエネルギーは

ないのも事実です。

 

脱炭素と言いながら・・

森林地帯を減らすような

やり方は賛成できません。

 

二酸化炭素は植物にとっては

大事な栄養素なのです。

 

様々なことを考えると

やはり・・

原子力発電は、必要です。

 

安定的に電力が供給でき、

電力コストが低く、

 

温室効果ガス排出も少ない

とてもクリーンなエネルギー源

と言えます。

 

世界的にもその需要は

増えていくと思われます。

 

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