ニトリホールディングスの今後・・多角化に不安要素・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

家具と言えば・・ニトリ

特に若い人達には

知らない人がいない・・

 

それほど全国展開で

有名なのがニトリ・・

と言う企業です。

 

もちろん、経営者は

似鳥さんで・・社名もニトリです。

 

その似鳥ホールデングスの

似鳥会長は・・

『人生で初めての失敗・・』として

 

為替契約を短期に切り替えた

ことが裏目に出て・・

 

 

36期連続の増収増益が

今期(2022年3~8期)は

増収減益になった・・

 

やはり経営は長期でやらないと

いけない・・

と反省の弁を語った・・

という事です。

 

しかし・・原因は

短期経営目線・・

というよりも

拡大路線・・だったのでは

ないでしょうか?

 

ニトリグループは・・

住まいの豊かさを世界の

人々に提供する・・

 

というロマンを実現するために、

中長期ビジョンである

2022年1,000店舗・・

2032年3,000店舗とし、

 

3兆円の売り上げに向けた

経営戦略を策定。

 

そのためには、

海外進出をも視野に入れ、

グローバルチェーン確立に

向けた経営基盤再構築に

努めていく・・

ということでした。

 

しかし

ニトリと言えば

家具の専門店でした。

 

それが・・市場規模の限界を

感じて、国内では

島忠という

ホームセンタ―を買収して

 

家具→住まい全般に

手を広げました。

 

島忠の利益率は3%です。

ニトリは16%・・ですから

 

確かに売り上げは増えましたが

利益率は減少・・

となったのです。

 

そして今度は日本→世界へ。

例えば中国では・・

 

確かに日本では安くていい家具が

中国では・・当たり前の価格

という評価です。

 

思惑が外れ・・中国から一部撤退へ・・

すると今度は家電の

エディオンと資本業務提携・・

 

元々ニトリは家具専門です。

 

それが家電や住まい全般にまで

手を広げてしまったことで

 

売り上げ全体は伸びましたが

利益率は逆に低下・・

という現象に陥っているのです。

 

ニトリが家具専門に特化している時は

製造から販売まで、無駄のない

効率化経営が売り物でした。

 

それが住宅全般や

家電にまで手を広げたことで

 

ニトリ→非効率化→利益率低下

となったのです。

 

確かに買収により売上高は

増えましたが

 

販管費上昇の方が勝り、

結局増収減益となったのです。

 

島忠(ホームセンター)を買収

したことで

 

島忠の利益率は3%・・に対して

ニトリ16%です。

 

ニトリは家電のエディオンとも

資本業務提携を行った・・

元々ニトリは家具専業だったので

効率の良い経営だった・・

多角化したため

非効率経営になった・・

 

なぜ?そうなったのか・・

それはニトリの拡大戦略

問題があった・・のです。

 

店舗数と売り上げ目標の設定に

無理があったのでは・・

 

3000店舗・・3兆円の売り上げを

狙うためには

日本国内の市場では無理・・

海外進出を狙う・・

ところが日本では安くていい家具も

中国では当たり前の価格の家具となる・・

その後中国から撤退・・

島忠やエディオンを買収・・

 

しかし問題は企業規模ではなく

企業価値です。

 

企業価値とは単なる店舗数や

売上高ではなく

利益の合計である・・

 

ニトリの市場評価は・・

企業価値→1.5兆円に対して

時価評価は」2.1兆円です・・

 

もちろん株価も下がる‥

という事です。

 

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