こんにちは。
桑原通夫です。
Jパワーとは
電力の卸売会社です。
電力にも卸売があった
という事ですね・・
知りませんでした。
Jパワーの歴史は古く
1952年に、
戦後の電力不足を解消するために
国策会社として造られた・・
電力開発会社です。
2004年には、
完全民営化されました。
戦後の日本は、
復興のための電力需要が
大きく伸びたのに対して、
発電所の建設が、中々
追いつきませんでした。
そこで国は1952年に
電源開発促進法・・を定め、
「電源開発株式会社」を設立し、
大規模なダムなど、
各地に発電所を建設して、
日本の経済成長を支えてきた・・
という事です。
つまり、国策会社として誕生した
のが、Jパワーなのです。
以来、エネルギーをとりまく
環境の変化を捉えながら、
国内外で多様に事業を拡大・・
2004年にJ-POWERは
東京証券取引所第一部に
上場して
完全民営化を果たした後も、
エネルギーと環境の共生を
目指しながら、
日本と世界の持続可能な
発展のために
取り組みつづけています。
一貫して電気の安定供給に
取り組んで来た会社・・
電力事業・・と言えば、
発電と送配電と小売・・
という3つが主ですが
Ｊパワーは・・
発電と送配電を行っていて
小売は無く、
顧客は電力会社・・です。
Ｊパワーの発電能力は
日本では東北電力と同じぐらい
だそうです。
まとめますと・・
Jパワーは1952年
戦後まもなく
戦後の電力不足を解消する
ために電源開発会社・・として
Jパワーが作られました。
以来、日本の高度成長への
道を拓いてきました。
当時の日本は、7割を石油火力に
依存して
発電を行ってきましたが
石油危機・・以降は
石油→石炭へと変わって行きます。
国策会社としてのJパワーは
日本で初めて石炭を使った火力発電
に取り組んだのです。
主な収益源は・・
電気→545億円
石炭→928億円（石炭の仕入れ販売）
海外事業→226億円
という事です。
発電も・・
水力発電が37％
石炭が40％・・という事で
叫ばれている今は、
時代に逆行しているような
イメージもありますが
2023年は‥過去最高利益を
上げた‥という事です。
ただし・・自然エネルギーが
台頭してきていることもあり
販売量は微減少傾向にある・・
という事です。
という事で、増益の原因は
石炭価格が爆上がりした・・
プラス電気料金の値上げ・・
という外部要因によるものです。
世界中が脱炭素という流れの中で
上手く自然エネルギーへの
切り替えが出来るか・・
難しい岐路に立たされている・・
というのが本音のようです。
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