TDKと言えば、カセットテープ? いいえ、今はM&Aの企業です・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

今日はTDKという会社を

紹介します。

 

私たちの年代だと

TDKを知らない人はいない

と思いますが、

 

特にカセットテープでは、

だいぶお世話になりました。

 

名前の由来は・・東京電機化学工業の

TOUKYOU DENKI KAGAKU の

頭文字を取った・・そうです。

 

何を作っているのか・・というと

フェライトを始め、

 

電子材料や電部品・ビデオテープ・

オーディオテープ・

フロッピィ―デスク等の

 

磁気や光を用いた各種記録メディアを

製造販売している会社です。

 

フェライトとは・・酸化鉄を

主成分とするセラミックの事です。

 

その用途は、磁性材料として

広く用いられています。

 

磁性材料とは、強い磁性を生かして

様々な機能を発揮する物質のことです。

 

TDK昭和10年に作られた会社です。

 

フェライトの発明者である

東京工業大学の教授・・加藤与五郎と

武井武によって

 

フェライトの工業化のために

設立した会社ですが、

1961年には株式上場を果たしました。

 

そして現在まで、松下電気を始め、

数々の企業と業務提供などを

繰り返し・・

 

積極的に海外企業とも

M&Aを繰り返しながら

今に至っている‥という事です。

 

そして・・

TDKが最もうまく行った事業は

M&A事業でした。

 

例えば・・

2005年に買収したのが

中国の会社でした。

 

中国の電池事業会社である

ATL社を当時107億で買収・・

 

これは100%の完全買収でしたが

そのATLがその後

大きく成長しました。

 

ATL社は、スマホ向けの

小型電池で世界1位のシェアを

占めるまでになったのです。

 

その結果・・107憶で買った会社が

2兆1千億の企業価値のある

会社に大化けしたのです。

 

ちなみに、昨年の2022年の

1年間だけで売上が1兆1千億・・

利益が1800憶円・・

という事です。

 

107億で買った会社が1年間で

1800億の利益を出した・・

 

という事で、親会社である

TDK

笑いが止まらないのです。

 

もちろん‥株価も上がります。

 

人口減少が進む中で、

日本の企業が大きく最長するには

M&Aが欠かせない・・

 

そんな時代になっているのかも

知れませんね。

 

※明日は出張の為ブログをお休みします。

 

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