脱炭素について・・大気から二酸化炭素を回収する・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

二酸化炭素温室効果

について・・

 

二酸化炭素が大気中に

ゼロの場合・・

地球の平均気温がマイナス18℃

になる・・そうです。

 

逆に二酸化炭素が大気中に

100%の場合・・

地球の平均気温は+460℃に

なるそうです。

 

地球は少なくても1万年以上の

長い間・・

平均気温は15℃に保たれて

きました。

 

 

それは地球自身による

炭素循環機能のお陰です。

 

炭素循環とは

植物が作った炭素を

動物が消費して排出・・

 

それを微生物(細菌)が

分解する・・

という流れの事です。

 

植物が光合成により

デンプンなどを作り

それを動物が食べて・・

 

排出したものを細菌が

分解する・・

 

そういう流れの元で

一定に保たれてきたのですが

 

今から200年前の産業革命以来、

そのバランスが崩れて来た・・

 

工場の建設が増え続けたため

木を燃やすだけでは

エネルギーが足りなくなった。

 

そこで、石炭を掘り出して

使用したため

地中に合った炭素を

地上に取り出して使用した・・

ということです。

 

産業革命以前は 

地中と地上と大気のなかに

バランスよく保たれていた

炭素量(CO₂)が

少しづつ崩れて行った・・

という事です。

 

人間が木を燃やしてエネルギーに

していた時は

このバランスが保たれていた・・

 

ところが地中の中の炭素・・

石炭・石油・天然ガスなどの

化石燃料を使うようになって

 

それまでの絶妙なバランスが

崩れてしまった・・

 

そこで今度は

大気中の二酸化炭素量を

減らす試みが世界で

始っている‥

という事です。

 

一例として・・

大気中からCO₂を取り出す

技術も開発中であるそうです。

 

DAC(ダイレクト・エアー・キャプチャー)

と呼ばれるこの取り組みは、

 

温暖化ガスの排出実質ゼロ

カーボンニュートラル)への

 

有力な手段として・・

存在感を出し始めています。

 

その他にも‥従来のように

植林などで、大気中のCO₂を減らす・・

緑化対策もあります。

 

しかし、ただ植林をすればいい・・

という事ではありません。

 

植物による二酸化炭素

吸収力は、若い木でないと、その

効果が薄れるそうです。

 

樹齢50年以上の古木には

CO₂を吸収する力はなく

むしろ排出するようになる・・

という事です。

 

又、背の高い樹木は

若い樹木の発育や

光合成を阻む要因にもなります・・

 

ですから緑化対策も

高い木や古い木を伐採して

若い木を育てることが重要

なのだそうです。

 

森をただ放置するのもよくない・・

高木と古木は伐採して

若木を育つ環境も整えなければ

ならないのです。

 

その点、DACの利点は限られた

土地と水の使用で

空気中のCO₂を回収出来る・・

という利点があります。

 

そして、DAC運用にあたって

必要な敷地は、

 

植林や他のCO2削減技術と

比較しても

圧倒的に小さな面積ですむ・・

と言われています。

 

ただし、大気中から炭素を回収する・・

ということは、簡単ではありません。

 

ようやく始まったばかりの試みです・・

DACはこれからも

研究開発を進めていかないと

費用対効果でとん挫する

可能性もあります。

 

地球全体の炭素量は

変わりませんが、それが

 

地中にあるのか・・

海や大気中にあるのかで

温暖化に影響する・・

ということです。

 

それよりも・・私としては

直接・・熱を大気圏の外に

放出する技術が

開発されることを願っています。

 

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