航空事業の難しさとは・・こりゃ・・大変だ・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

日本の航空会社と言えば

JALANAが主流ですよね・・

安心感があります。

 

ところが‥今は若い人には

航空会社に拘りも少なく

むしろ格安でネットで予約して

自己責任で手続きを行う

LCCに人気があるようです。

 

LCCとは、格安航空会社のこと。

Low Cost Carrierの頭文字の略です。

 

LCCも日本を狙っていますが

しかし日本の航空市場には

 

国交省許認可制という

大きな壁があります。

 

国土交通省が認めない限り

新たな参入は出来ません・・

 

そこで・・・

日本航空ジェットスターが組んだ

ジェットスター・ジャパン

 

全日空エアアジアが組んだ

エアアジア・ジャパン・・

 

そして全日空がもともと自社グループの

LCCとして想定してきた

ピーチ・アビエーション・・のように

 

それぞれ、関与の程度に違いは

あるにせよ・・

既存の大手航空会社と提携して

 

別ブランドとしての

LCCを立ち上げている‥

という事です。

 

もちろん、日本の航空会社に

とっても、

世界的な流れでもあるLCC

実力は無視できず、

 

まずは提携して様子見を・・

という事のようです。

 

空港の発着枠は国交省

決めている・・

それもJALANAで寡占状態・・

 

新たな海外グループは

大幅に枠を制限されている・・

 

つまり、旅客機事業は

政治の影響が強い産業なのです。

 

この発着枠は企業努力では

如何ともしがたい・・・

 

国交省と交渉しても勝ち目は

ありません。

 

また飛行機は離陸時に

全体の3分の1という

燃料を使ってしまうそうです。

 

そのため・・コストを考えると

出来れば長距離便を多く飛ばす方が

儲かるのです。

 

鉄道や車に比べても・・

長距離運行に向いている乗り物です。

 

各航空会社にすれば、

長距離便だけ飛ばしたい・・

ところが国交省はそんなことを

認可しません。

 

採算ベースよりも、地方間の近距離便や

中距離便と抱き合わせての

運行許可を出している‥のです。

 

結果・・近距離の赤字分を

長距離便で補っている・・

 

という事で、中々新規参入が

しにくい分野でもあるのです。

 

JALにしてもANAにしても・・

本音を言えば

東京―札幌・東京―福岡

東京―海外 という便数を

もっと増やしたいのです。

 

山形にも2つの空港があるように

日本全国には97の空港があります。

 

地方都市に空港がない県は

10県のみ・・

これだけ狭い国に97もの

空港がある‥という事です。

 

満席で長距離飛行・・・が

理想的な姿ですが

 

国交省の命令で、

採算ベースに乗らない便も

飛ばさなければならない。

 

それが空港事業の難しさであり

悩みの種なのです。

 

でも確かに搭乗前にかかる時間や

空港までの距離を考えると

 

新幹線の方が利用しやすい・・

車で高速利用の方が便利・・

等もあり、

 

航空事業も簡単ではない・・

という事のようです。

 

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