円安は日銀でどうこう出来る話じゃない・・

あけましておめでとうございます。

桑原通夫です。

今年もよろしくお願いします。

 

今年の3月まで任期の

黒田総裁は、利上げはしない・・

と言っていましたが、

 

ここに来て、突然

利上げを宣言したのはなぜ?・・

という事ですが、

 

結論から言うと、圧力がかかったらしい・・

ということのようです。

 

単なる政治的パフォーマンスで

利上げをしても

本質的な景気の回復にならないのに。

 

新年にふさわしくない話ですが、

世界中の投資家達は

日本の経済に期待していない・・

という事のようです。

 

そのわけはというと・・

その前に、

そもそも経済の本質とは何か?

という事ですが、

 

『モノの流通量に対して、

お金を発行し過ぎると

お金の価値は下がります・・

 

という事は、物価の上昇・・

つまり、インフレとなります。

 

それを抑えるには、金利を上げる‥

というのが、

常套手段なわけです。

 

では・・物の流通量に対して、

お金が少なすぎる場合は

 

お金の価値が上がり、

デフレ(物価下落)

になるわけです。

 

それを抑えるには‥今度は金利

下げる事をします・・

 

しかしこれらは・・あくまでも

教科書が教える経済政策であり、

経済の本質 ではないそうです。

 

というのも・・日銀に代表される

金融は・・

経済の主役ではなく

あくまでも、脇役でしかない・・

からです。

 

経済の主役は‥需要と供給であり

つまりは消費者と企業こそが

経済の本質なのだそうです。

 

金融は消費者と企業の間に入って

それを手助けするだけである。

 

価値というのはどこまで行っても

希少価値のことであり、

 

消費量>お金・・の場合は

お金の価値が上がる・・

 

という事で、インフレになり

 

消費量<お金の場合・・

ものの価値が上がる・・

 

ということでデフレになるのです。

 

ですから・・金融が主役になることは

絶対にないのです。

 

という事は銀行が主役にならない・・

という事です。

 

アメリカでインフレが起きてた

原因の本質は

生産活動が縮小した・・

 

という企業側の原因であり、

そうなった要因はコロナ・・

によるものです。

 

アメリカ全体の生産活動が

少なくなったのに

アメリカは毎年人口が増えています・・

 

それなのに供給が減ったら・・

物価が上がるのは当たり前です。

 

そこでアメリカは大幅にお金を配った・・

国民にお金を配りまくった・・

政治的パフォーマンスです。

 

FRB連邦準備銀行は・・世界的には

かなり力を失っているのが

現実なのだそうです。

 

それは・・アメリカが弱くなった・・

と言うよりも

世界中が豊かになってきたからです。

 

全世界では3京円となっている

今の経済規模では

 

アメリカ1国のFRBでできる事は

対処療法でしかなく・・

 

景気回復を無視した今回の利上げは

政治パフォーマンスだった・・らしいのです。

 

ところが・・投機家にとっては

重要なニュースであり、

FRBの発表に敏感に反応した・・

 

つまり・・FRBの利上げ→ドル高→

円安になる・・と判断。

 

結果として債券安・株式安・円安に

投機家も動いた・・という事なのだそうです。

 

投資家じゃなく、投機家は、ニュースに敏感です。

直ぐに動きます・・

大量の資金が動き、結果として

円安ドル高になった・・のです。

 

これはあくまでも投機家達の反応です。

 

投資家目線では・・最短でも5年以上のスパンで

考えることが重要です。

 

冷静にアメリカの動向を見ると

0.8%の複利で人口が伸びている国です。

 

という事は経済はこれからも伸びる・・と

判断するわけです。

 

ですから投資家にすれば

FRBが利上げをしようが・・

無視するのです。

 

投機的な短期売買でなく

5年以上の長期で物事を見定めている

投資家にとっては

 

アメリカの金利上昇にはあまり関心を

示さないものなのだそうです。

 

そこで日本のインフレを冷静に見ると

 

円安による貨幣価値の下落→資源価格の高騰・・

 

それもウクライナ戦争が原因であり

日銀の金融緩和によるものではない・・

 

という事は、金融を引き締めても

解決できないのです。

 

だから利上げをしても意味はない・・

 

ところが日銀では長期金利を上げましたね・・

 

そして円買いドル売りも行いましたが

岸田政権からの圧力があった・・

のでしょう。

 

これも政治的パフォーマンスで

直ぐに反応したのは投機家達・・という事で

一時的に円高傾向になったものの・・

 

本質的なインフレの原因は解消しておらず、

これからも円安は是正されないだろう・・

という事のようです。

 

直接的な原因とは・・金融政策とは関係のない

ウクライナ戦争であり

 

資源国であるソ連が戦争を始めたことに

世界中の投機家が、敏感に反応して・・

石油や天然ガスを買い占めたのです。

 

投機家の動きにより、資源価格が高騰した・・

と言うのが原因だったのです。

 

短期の出来事に敏感に反応する

投機家が起こした出来事が

円安ドル高になった・・

 

というわけで、これを日銀で、

どうこうできる話ではないのです。

 

あらゆる原材料を輸入に依存してきた

日本は、もろにその影響を受けている‥

という事です。

 

そもそも円高や円安の予測や、株価の予測は

短期では・・正直な話、五分五分という事で

 

誰でも正確に予測することは不可能です・・

 

分散投資が脚光を浴びたのも、

どっちに転ぶかわからないから・

卵を一つのかごに入れるのは危険・・

 

という事で分散する・・と言うのが

最近の投資家の流れなのです。

 

国の価値=その国の通貨価値・・

と言えますので

経済力=国力 ともいえるのです。

 

日本は0.5%複利で人口減・・

アメリカは0.8%複利で人口増・・

 

という事は日本の経済は縮小に

向かっている・・

アメリカの経済は拡大に

向かっている・・と

世界の投機家は観ているのです。

 

内需が縮小している日本が目指す道は

海外に需要を求める以外ない‥のです。

 

経済の本質は・・需要と供給なのです。

 

つまり海外に需要を求める企業や人には

チャンスがある‥ともいえるのです。

 

これからの日本が生き残るには、

人口が伸びている国を相手に

ビジネスを考える・・

 

一早く、そういう行動をとった

企業や人が、

機会を手にする時代だ・・

という事のようです。

 

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