こんにちは。
桑原通夫です。
物価が高くなることが
インフレですが
インフレには・・
良いインフレと悪いインフレが
あるそうです。
好景気により、自然に物価が
高くなるのは
良いインフレですよね・・
一方・・景気が悪いのに
物価を上げることで
景気を良くしようと意図的に
起こすインフレは・・
悪いインフレです。
景気が悪いので、給料は上がらないまま、
物価だけが上昇する・・
暮らしはますます苦しくなるばかりです。
なぜ？こんなことを起こそうとするのか・・
それは長い間、考えれれてきた、
インフレ＝好景気 という幻想に
よるものです。
インフレにすれば→本当に景気はよくなるのか・・
という事ですが、
それには条件があるそうです。
つまり、欧米との金利差が少ないこと・・
が条件なのです。
欧米との金利の差が大きくなると
日本から資金が海外に流出していきます・・
日銀の量的緩和という金融施策には、
海外も同様に足並みをそろえてくれる・・・
という前提が必要だったと・・いうこと。
ところが、今は日本だけが金利を低く
抑えたままです。
その前提が崩れた今、
日本と欧米の金利差が拡大して
円安になっています・・
つまり、リフレ派型でなく、
コストプッシュ型の
悪いインフレが起きている‥
という事です。
良いインフレと悪いインフレとは・・
好景気でインフレになるのが、
よいインフレで、
不景気なのにインフレになるのが、
悪いインフレ‥という事です。
日本はまさに悪いインフレ状態なのです。
一言で言えば・・
スタグフレーション状態です。
スタグフレーションとは、
給料が上がらず、物価だけが
高騰する事という最悪のシナリオです。
以前は‥不景気でもインフレを起こす事で
景気は良くなる・・
という考え方が主流でした。
ところが今は
不景気状態でインフレが起きたら
スタグフレーションという
ヤバい経済状態になる・・と言われています。
日銀が考えているような
インフレは起こせなかった・・
量的緩和施策を長期的に
続けた結果・・
円安で輸入物価や燃料価格が上昇するという
コストプッシュ型の悪性イン
果たしてこの後‥どうなるのか
先行きは不安なのに
量的緩和を維持している・・
欧米も同じように量的緩和で
足並みが揃っていれば問題はなかった・・
でも・・欧米が金利施策を大きく変えて
引き締めに動いてしまった・・
その結果・・金利格差が起き、
円が売られていく・・
円安が続き・・資金が海外へと
流れていく状態を
どう打破してくのか・・
出来ないのであれば・・
残った道は一つです。
つまり、円安が続くことを想定して
輸出型経済に変化する以外・・
方法はないのでは・・
と思いますが、皆さんは
どう思われますか？？
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