憲法改正について・・独立国家として軍隊を持つのは当然・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

先の参議院選

自民党が大勝しました・・

 

安倍元総理の不幸な出来事もあり

ここに来て一気に憲法論議

進みそうな気がします・・

 

中でも第9条・・自衛隊の扱いについて

今のままでは自衛隊そのものが

憲法違反になります。

 

現状の憲法では・・

『第9条 ・・日本国民は、

正義と秩序を基調とする

国際平和を誠実に希求し、

 

1国権の発動たる戦争と、

武力による威嚇又は 武力の行使は、

 

国際紛争を解決する手段としては、

永久にこれを放棄する。 

 

3前項の目的を達するため、

陸海空軍その他の4戦力は、

これを保持しない。

国の交戦権は、これを認めない。』

という事ですので、

 

自衛隊違憲となります。

 

日本では自衛隊は軍隊ではない・・

という事が通用しても

世界の常識とはかけ離れています。

 

そもそも自衛隊が出来たのは

今の憲法アメリカ主導の元で

 

1946年に新憲法が出来た年の

僅か4年後に・・朝鮮戦争

起きました。

 

そのことにより・・ポツダム宣言を受け入れて

陸海空全ての軍隊を持たない・・

戦争を放棄した平和な国を目指す・・

という事で再スタートしたばかりの日本に

 

これまたアメリカ側の都合で

再び、軍隊を作るように

命じられてできたもの・・・

それが自衛隊なのです。

 

当初の呼び名は警察予備隊・・

ということだったらしいのですが

 

当時・・朝鮮戦争が勃発したため

日本に駐留していたアメリカ軍が

急遽、朝鮮半島に出兵したのです。

 

そもそも・・朝鮮戦争

旧ソ連アメリカの代理戦争でした。

 

そこで手薄になった日本を守る目的で

アメリカ軍が憲法に違反するのに

再軍備を要求したのです。

 

それが今日の自衛隊となっているわけで

まぎれもなく自衛隊は・・国防軍です。

 

災難救助のためつくられたわけでは

ありません・・

 

ところで憲法とは何か?

と言えば

 

憲法とは・・国民が国家に

守らせたい決まり・・です。

国民→国

 

言い換えれば、憲法とは

国家の暴走を

 

国民が未然に抑制する・・

ためにあるのです。

 

一方の法律とは・・

国家が国民に守らせるための

決まり・・です。

国家→国民

 

国家が国民の暴走を防ぐ

為に作られたものです。

 

もし・・憲法改正となれば

その流れは・・

  ↓

国会の衆・参両議院で3分の2以上の

賛成で発議される・・

  ↓

国民投票過半数の賛成・・

  ↓

天皇が交付する・・

 

という流れです。

 

このような憲法改正案の中で

特に気になるのが・・

 

第9条の自衛隊の扱いです。

 

先ほども申したように

いくら日本が・・

自衛隊は軍隊ではない・・

 

と言っても、世界中では間違いなく

軍隊としてみています。

 

日本はアメリカ・ソ連・中国と

同様に、近代兵器を備えています。

 

核兵器こそありませんが・・

膨大な軍事費をかけて

 

整備されてきた陸海空と

完備した軍事大国なのです・・

 

日本だけが‥自衛隊は軍隊ではない・・

などと、言い訳をしてきたのも

9条があるからです。

 

戦後アメリカ主導で作られた

憲法に縛られて・・明らかに矛盾した

苦しい言い訳をしてきたのです。

 

もういい加減・・詭弁は辞めて

自衛隊は日本の軍隊である・・

国防軍である・・と宣言すべきです。

 

そういっても、いまさら

どこの国も驚きませんから・・

 

日本以外の国では

今までも自衛隊は立派な軍隊だと

思ってきたのですから・・

 

もう少し言えば・・

日本にアメリカ軍基地が存在するのも

憲法9条のせいです。

 

日本が自分の国は自分で守る・・

という独立国として

 

当たり前の宣言をしない限り・・

日本から基地は無くなりません。

 

莫大な予算を出して・・

土地も提供して・・

他の国に守ってもらおうなんて

 

何時までそんなおかしなことを

続ける気でしょうか・・

 

憲法9条のお陰で戦争が

無かったわけではありません。

 

ただ9条があるために・・

日本は武力を行使することができない。

 

それをいいことに・・

中国や北朝鮮が領海侵犯をくりかえされても

 

手出しも出来ず・・放水するだけって・・

あまりにも情けないと思いませんか。

 

改正案でも9条の1項は残すのですから

戦争はしない・・という事は明白です。

 

ただ、攻め込まれた場合

自衛権は行使する‥という

 

独立国家として当たり前の

状態にするだけです。

 

自衛隊を→国防軍と明記

するだけです。

 

沖縄だけでなく・・

本気で日本から基地をなくしたい

のであれば・・

それが一番の近道です。

 

いざという時に‥同盟国が守ってくれると

本気で思っているとしたら

あまりにも能天気過ぎます・・

 

日本が核攻撃されたら

アメリカがその国に核攻撃してくれると

本気で思っているのでしょうか・・

 

そんなことをしたら・・今度は

アメリカ本土も核の標的にされます。

 

そんなことをアメリカ国民が

同意するはずがありません。

 

アメリカは‥傍観するだけです。

 

自分の国を危険にさらしてまで

他国を守る国など・・ありません。

 

同盟国として対等に渡り合うには

同じように力を持つことです。

 

日本に経済力がなければ

アメリカはさっさと手を引きます。

 

長くなりました・・

きりがないので止めますが

 

第9条だけでも・・早く改正すべきだと

思います。

 

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