中国経済の現状・・投資家が逃げ出す・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

世界の銀行の総資産ランキングは・・

1位→中国工商銀行 779兆円

2位→中国建設銀行 680兆円

3位→中国農業銀行 667兆円

4位→中国銀行   568兆円

5位→JPモルガン(米国)497兆円

6位→バンクオブアメリカ414貯円

7位→三菱UFJ   395兆円・・

となっています。

 

上位4銀行はすべて中国の銀行です。

1位~4位の中国四大銀行は、

もともとは 中国人民銀行 という

一つの銀行でした。

 

中国人民銀行がそれぞれの役割を

果たすために分割されたのが

今の四大銀行です。

 

ですから、中国人民銀行中央銀行

ということですが、

それとは別に四つの銀行がある・・

ということです。

 

中国建設銀行も長期建設を目的とした

銀行です。

 

1954年に作られました。

1980年・・政策銀行+商業銀行

1994年・・商業銀行に変わる

 

中国建設銀行は・・

住宅ローン銀行になっています。

 

中国の住宅ローンは・・

使用権だけで、私有権はありません。

 

中国の土地は国有地だから、

私有することはできません。

つまり中国の住宅ローンは・・

使用料金を払っているだけです。

 

中国で住宅ローンを組む場合は

日本のように、住むためではありません。

 

中国で住宅を手に入れるのは

最初から売却目的で買う‥

ということが普通です。

 

その売却も、使用権の売却だけです。

つまり住宅の使用権という

権利の売り買いを行っているのです。

 

中国では・・

国が不動産開発会社に権利を売る・・

不動産開発会社が個人に使用権利を売る・・

という流れです。

 

中国の不動産バブルは使用権のバブルであり

買った人も売買目的です。

最初から売買目的でローンを組んでいる・・

だれも住まないゴーストタウンができるだけ・・

すでに中国には34億人分の住居がある

ということです。

 

2022年から・・

売るから下がる→下るから売る→ということで

中国不動産バブルは崩壊しているのです。

 

ただ、中国政府がこれを隠蔽しています。

中国政府の使用権の乱売が元々の原因なのに

政府はひた隠しをしている・・

だから見かけでは中国経済は今も普通に

回っているように見えるが

実はそうではなく深刻な状況に

陥っているのです。

しかし中国政府は失敗を認めることは

ありません。

中国建設銀行の株の57%は中国政府が

所有していますが、

その中国政府が失敗を認めるわけはない・・

と言う箏で・・建設銀行の失敗は

建設銀行の一部の失敗・・となるわけです。

 

中国本土の国民は知らないままです。

 

恒大不動産の倒産も民間の責任

にされており

建設銀行も民間の責任にされるのが

中国の方針です。

 

既に世界の投資家達は、中国不動産の

バブルが崩壊した・・と認識している。

 

そこで日本に投資家が移っている・・

というのが今の現状です。

 

世界の経済と中国経済は違う・・

ということで

国が崩壊しない限りは

国民をだまし続けることができる・・

という事ですね。

 

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