こんにちは。
桑原通夫です。
今日は私には無縁の
富裕層の話・・
三井住友信託が
富裕層ビジネスを
強化している・・
ということです。
日本では、憶万長者が
この10年間で1.8倍に
なったらしい・・
日本の人口で言えば
2.7％が億万長者という事に
なります。
100人中・・2~3人いることに
なります。
その富裕層の中にも
資産が5億円以上を
超富裕層と言われる人で
全体の0.2％に当たります。
平均で11.6億円の資産です。
資産が1~5憶の一般的な
富裕層の割合は2.5％で
平均1.9億円の資産・・
という事です。
合わせて日本の富裕層は
2.9％という事になります。
富裕層が増加した原因は
投資家が増えた・・
からです。
投資家の中には、もちろん
起業家もいて
資本によって収益を得ている
人達全体の事です。
その資産運用で得るお金の
伸び率（資本収益率）
というのは
労働者が得るお金の伸び率
（経済成長率）よりも高い・・
と言われており
お金を投資してお金を稼ぐ方が
お金持ちになれる‥という事です。
そのお金持ちをターゲットにして
不動産投資話を勧めているのが
三井住友信託・・という事です。
三井住友信託は新規の富裕層である
若手経営者を相手に
その上場企業の株を担保に
不動産購入等の融資を行っている・・
と言うわけです。
しかし‥気を付けなければ
ならないのは
お金の専門家等というのは
何処にもいないのです。
金融機関と言えども
お金の専門家ではない・・
という事です。
例えば・・三井住友信託でさえ
過去5年間で
5310億円→2698億に減らしました。
有価証券を扱っていながら
含み損失のため資産が半分になっている・・
これが現実です。
それなのに専門家のようにふるまって
若手富裕層に、不動産投資などを
進めているのです・・
自称、お金の専門家である
信託銀行が
比較的安全性の高い有価証券を
扱っていながら
5年間で資産を半減させている・・
という事は、世の中にお金の
専門家等・・いないのです。
どこの金融機関にも
目利き力などいない‥という事です。
短期の株価なんて
企業価値に関係なく
需要と供給で変化するものです。
不合理に変化するものです。
信託銀行と言えども・・
若手経営者を融資を担保にして
囲い込もうとしているだけ・・
としか思えないのです。
そんな信託銀行に騙されては
いけません・・
経営者は、
本業以外の不動産や融資話には
乗らない事です。
お金のことは自分で勉強して
自分で守ることを
考えなければならないのが
現実です。
人任せにしたら・・
全てを失ってしまうかもしれません。
お金は・・
稼ぐ→増やす→貯める→増やす→守る
まで、すべて自分で考えなければ
ならないのです。
結論・・
金融関係者にお金の専門家はいない・・
という事です。
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