シェール革命がもたらした変化とは・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

産油国と言えば

サウジアラビア等の

 

中東のOPEC

思い浮かびますが

 

OPEC全体では世界の35%を

占めています。

 

その中でも一番多いのが

サウジアラビア

世界の12%・・

イラクが5%・・

アラブ%・・等で

 

国別に見ると実はサウジよりも

多いのが、何とアメリカで

世界の19%・・という事です。

 

それまでは中東に依存していた

アメリカが、シェール革命で

 

いきなり世界で1番の

産油国となったのです。

 

シェール革命とは・・

シェールオイルシェールガス

のことで

 

採掘技術の進歩により

地下深くの

頁岩(けつがん)層と呼ばれる

硬い地層に含まれる原油・・

 

タイトオイルを掘り出すことが

出来るようになった・・ことです。

 

2000年代初頭に水の圧力で

岩盤に亀裂を入れる

 

「高圧破砕」と呼ぶ採掘技術が

確立され、

 

2010年ごろから米国やカナダで

生産が増えた。

 

同じく頁岩層に含まれる天然ガス

シェールガス)の生産拡大と

合わせて・・

シェール革命と呼ばれている。

 

その結果、米国は中東に対して

あまり興味や関心が

無くなった・・

 

アフガンからも米軍が

撤退したことも関係します。

 

米国の同盟国も、同様に

それまでは

中東やロシアへが頼りだった

 

原油依存度を、下げられるように

なったのです。

 

オイルバランスが一気に

変わってしまったのが

シェール革命・・なのです。

 

今はアメリカが世界最大の

産油国となりました。

 

シェール革命は、マクロ経済バランス

において、

日米に対照的な結果をもたらし、

 

戦後の日本の経済成長を

支えた日米の経済関係を

逆転させる。

 

この先、米国は

エネルギーにおける対外依存を

ほぼゼロにするだろう。

 

米国の経常収支は、少なくともその悪化に

歯止めがかかり、

ことによると改善に転じるかも・・

 

しかし、そのあおりをもろに食らうのが

日本経済・・とならなければいいのですが、

 

日本の資源輸入が減らない限り、

米国産ガス・石油が今後本格的に

日本へ入ってくるとなると、

 

すでに悪化した対米貿易バランスは

逆調の度合いを増していくでしょう。

 

日本が対米貿易「赤字」を生み、

増やしてさえいく日が

刻々と近づいている・・のかも。

 

益々日米関係は、切り離せなくなる・・

という事ですかね。

 

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