化粧品メーカーの悩み・・品質で差別化できないこと‥完全競争市場になりやすい・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

全世界の化粧品市場は

半導体市場に匹敵します・・

 

その規模は約47兆円です。

 

それが今・・コロナ禍のあおりを

もろに受けています。

 

もともと化粧品は生活必需品

とは言えません・・

 

衣類や食料品とは違います。

 

今でこそ、男性化粧品も

市場が増えつつありますが

 

もともと・・女性相手のものです。

 

しかし、女性にとっては

欠くことのできない商品である

事は間違いありません。

 

ですから‥生活必需品に近いものです。

ですから‥需要は大きいのです。

 

それが証拠にデパートでも

一番目立つ場所に売り場があります・・

 

そして多くのメーカーが

競い合っています。

 

品数も豊富です・・

 

ところが、実際に化粧品を

製造している会社は‥

限られています。

 

国内のメーカーのほとんどは

同じ会社で製造されている

場合が多いのです。

 

ですから・・裏話をすれば

原材料はほぼ一緒です。

製造工程も一緒です。

 

そして売値の約1割が

材料費・・というのも

ほぼ同じです。

 

それを‥容器やネーミングを

変えることで

 

全く別商品のようにして

競争しているのです。

 

ですから・・他社とはモノが違う

と言っているのは、

メーカー側だけです。

 

一般消費者は知らないことですが

製造する会社見れば・・・

どれも同じなのです。

 

いろんなメーカーの商品も

同じ会社で引き受けて

 

注文通りに作っている

だけでなのです。

 

つまり‥今の化粧品は

品質競争とはならず、

 

ネーミングや売り方・・

そしてイメージ合戦のような

市場なのです。

 

ですから・・差別かがとても

しにくい・・

 

どこまで行っても‥

完全競争市場にならざるを

得ないのです。

 

最終的には、企業努力だけでは

限界があるのです。

 

チキンレースのように

相手が撤退するまで

利益ゼロ覚悟で戦うのか・・

 

という事になります。

 

 

イカー側からすれば

例え製造会社が同じでも

十分差別化出来ている・・

 

と思うかも知れませんが

決めるのは消費者側です。

 

どの化粧品も、同じじゃないか・・

と、消費者に冷めた目で見られれば

 

それで終わりです。

 

同じ材料を使って

同じ会社で作っているのであれば

 

その化粧品の効能の同じです・・

効果がネーミングによって

変わることはありませんから・・

 

差別化を図るには・・

宣伝しかないのです。

 

商品の品質自体には

大差がない・・

 

でも消費者には差があると

思ってもらいたい・・

 

そこで力を入れるのが

宣伝広告‥となるのです。

 

だから、利益の多くを

宣伝に使っているのです。

 

コロナによるマスク着用の

習慣化は

 

化粧品メーカーにとっては

特に大きな痛手です。

 

それにしても・・半導体

同じ規模の市場というのは

魅力的に映ります・・

 

おまけに原価は25%平均です・・

 

だから、参入を考える企業も

多いのかも知れませんが

 

完全競争市場である限り

苦労の絶えない市場でも

あります。

 

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