MMT(現代貨幣理論)を国はどう思っている・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

MMT(現代貨幣)理論とは・・

 

「自国通貨を発行できる政府・

中央銀行は、自国通貨建てで

国債を発行している限り

財政赤字が拡大しても

デフォルトすることは無い・・

 

また国家は国民に対して

通貨を租税の支払い手段と

法令で決めることにより

通貨には、納税義務の

履行手段としての需要が

生じる・・

 

それにより国民は貨幣価値を

認めることになるため、

民間取引や支払い・貯蓄手段

として利用され、流通する・・

 

MMT理論では、

誰かの債務は→誰かの債権であり

誰かの赤字は→誰かの黒字になる・・

これは‥政府の赤字→民間の黒字だ・・

とも言える」

 

というようなMMT理論に対して

様々な意見が飛び交っています。

 

1.債務残高が変化すると金利が変化する

という因果関係はあるかないか・・

 

政府の答え・・

国債金利は経済・財政の状況により

市場で決まるもの・・

国の国の債務残高の変化については、

金利に影響を与える要因のひとつである・・

 

2.巨額の財政赤字でもインフレも

金利上昇も起きていない日本は

MMTの成功例だ‥という考え方を

どう見るか・・

 

政府の答え・・

政府はMMT理論に基づく政策は

取っておらず、プライマリーバラランス

黒字化を目指し、債務残高とGDP

安定と財政健全化に取り組んでいる・・

 

3.財務省は2019年に開催された

財政制度等審議会

財政制度分科会・・に置いて

MMTに対する批判、コメント

という欄が設けられ、MMTに対する

批判的なコメントのみが

抜粋されている・・

 

そして現時点でMMTが持続的に

プラスの価値をもたらす状況の国が

あるとは想定されない・・

 

このように財務省がMMTに関して、

肯定的な発言を排除し、

わざわざ否定的なコメントだけを

抜粋してまとめた資料で、

説明を行っている・・

その理由は何か・・

 

政府の答え・・

MMTに浮いては論者によって

様々な主張がるが

その前提や根拠等が乏しいものには

シフトして応えることは

差し控えたい・・

 

しかしながら・・国債

国の借金であることには

変わりないことから

将来世代へ負担を先送りせずに

財政健全化を進めていく必要がある・・

 

MMTに対する批判コメントは

経済学者や有識者の評価を

まとめたもので、肯定的な意見を排除し

否定的なコメントだけを抜粋してる

わけではない・・

 

という事でした。

 

MMTをまとめると、

 

誰かが借金しないと・・

新たなお金の必要性がないので

お金は増えて行きません・・

 

企業が借金しないので

代わりに国が借金をすることで

市場に流通するお金が増える・・

 

国の借金=国民の資産

赤字国債=国民の黒字

国の信用度=貨幣の信用度

 

プライマリーバランスに意味はない・・

緊縮財政施策→国を貧しくする

 

日本は自国通貨の円建てで

国債を発行している・・

という事は国債残高⇔国民の貯蓄高

となり、お金が回っているだけなので

何の不都合もない・・

 

日本の信用とは、生産能力・企業力・

技術力・開発力・国民の民度・・

等であり

日本に信用がある限り

プライマリーバランスで国が

デフォルトすることはない・・

という事です。

 

あなたはMMT理論に対して

どう思われますか・・

 

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