ENEOSとトヨタの違い・・どちらが時流を読んでいる・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

ENEOSの今後は・・

 

24年第2四半期の決算では

営業利益が-

 

ENEOSの在庫の評価法は

総平均法・・という方法です。

 

つまり期首在庫価格+期末在庫価格の

総平均で評価している・・

ということです。

 

例えば・・

原油価格が上昇した場合

上昇した売り上げ-低いままの原価

で計算しますから・・

当然、利益率も上昇します。

 

しかし原油価格が下落した場合・・

低くなった売り上げ-高くなった原価で

計算しますので利益率も低下する‥

ということになります。

 

そして今、世界はクリーンエネルギー

にシフトしようとしています。

 

日本でも脱炭素に向けて

自然エネルギーに切り替えようとする

動きも出てきています。

 

人口減少に歯止めがかからない

日本では、エネルギー需要量も

減少傾向にあります。

 

それなのにENEOS

日本国内で20%のシェアを獲得する

ことを目標にしています。

 

世界は脱炭素に向けて

太陽光・風力・水力といった

自然エネルギーを利用する考えです。

 

それに向けて欧米・中国の

自動車業界もEV化に

舵を切っています・・

しかし日本の自動車業界の

考えは少し違います・・

もっと複雑な考え方です。

 

トヨタも日産もホンダも

電気+ガソリンの両方で走る

ハイブリット車を

開発してきました。

 

ハイブリット車は、

高度な技術が必要で

世界でもトヨタと日産にしか

作れない車です。

 

他国でハイブリット車をつくるには

日本の特許技術を

借りることが必要です・・

 

中国はもちろん‥欧米でも

ハイブリット技術は高度過ぎて

やりたくても出来ないのです。

 

そこで欧米・中国では

もっと簡単に作れる車・・

という事でEV車で勝負を

かけているのです。

 

現実的な話をすれば・・

石油の需要は無くなりません。

 

化石燃料を使う移動手段として

最も消費するのが

飛行機です。

 

しかし飛行機をEV化することは

不可能です。

 

飛行機をバッテリーで飛ばそうとすると

機体の重量が極端に重くなり過ぎて

飛ばすことは出来ません・・

 

つまりジェット燃料は無くならない・・

石油需要も無くならないのです。

 

話を車に戻しますが・・

トヨタは・・ガソリン車を無くそう

とは・・考えていません。

 

しかし世界の流れとして

脱炭素ということでので

世界一車を売ってトヨタとしては

 

EV化を目指す‥という姿勢を示す

事が必要です。


しかしトヨタの考えは

マルチパスウェイ方針で行く‥

と言っています。

 

マルチパスウェイとは・・

「最もエネルギー効率が高くなるよう

全方位で技術の可能性を模索し

複数の経路でカーボンフリー社会を

目指す‥」

という考え方の事です。

 

だからトヨタは・・

HEV車も作り・・

PHEV車も作り・・

BEV車も作り・・

FCEV車も作り

H2車も作り・・

CN燃料(合成)車も作る・・

 

全方位での技術を模索する

ということです。

 

つまり諸外国と比べてもトヨタ

複雑な考え方をしているのです。

 

くりかえしますが・・

ハイブリット車については‥

日本でしか作れません。

 

トヨタやホンダや日産がもつ

技術を使わないと

ハイブリット車は作れないのです。

 

だから‥世界の流れとしては

EV車にシフトしているだけ・・です。

脱炭素だけが理由ではない・・のです。

 

 

ちなみにトヨタが作っているEV車は

bz4Xですが、価格は616万円です。

 

つまり・・トヨタの電気自動車は

レクサスブランドの616万のみ・・

欧米や中国と比べても高額です。

 

ということはトヨタが本気で

電気自動車を普及させようとは

思っていない・・ということです。

 

さて話をもう一度ENEOSに戻します・・

 

エネオスは国内最大手の石油会社

ですが、

原油価格に業績が直結する

不安定さに加え、

脱炭素の流れにも逆らえない

業種です。

 

ENEOSはEV車の普及に向けて・・

充電スタンドを1200か所にある

サービスステーションに

設置しようとしています。

 

そしてENEOSは・・

次世代エネルギーである

水素や天然ガス自然エネルギー

の開発にも、力を入れています。

 

さらに、2023年6月には・・

翌年に電力関係の新会社設立

をも表明しました。

 

エネオスの今後は・・

このエネルギー転換政策の

流れに乗ることができるか

どうかが、鍵となるはずです。

 

マルチパスウェイのトヨタ

国内シェア20%を目指すENEOSと・・

どちらが時流を読んでいると

思いますか?

 

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