NTTは再び世界一を狙えるか?

こんにちは。

桑原通夫です。

 

NTTは世界を狙えるか・・復活の道は?

 

かつては時価総額ランキングで

世界一位企業だったNTT。

 

iモードという革新的なサービスを

出したNTTが再び

世界を驚かせるのか・・・

 

NTTは研究開発については

昔も今も世界最高峰レベルです。

 

そして今はIOWNという壮大な

構想に挑んでいます。

 

NTTのこれまでのいきさつについては

昨日書きましたので省略・・

 

NTTは土管屋と揶揄されて来ました・・

光ケーブルに代表されるように

通信インフラ事業が中心でした。

 

NTTは通信の回線のみを提供し・・

端末機器や通信サービス部門は

他社にシェアを奪われていた・・

 

水道に例えれば・・

水道管(土管)のみを整備し

中身の水は他社の収益になっている事を

なぞらえた言葉です。

 

通信網の入れ物だけを造ってきた・・

中身よりも容器の方・・ということです。

 

しかしNTTの研究開発は常に最先端を

行っています。

今挑んでいる IOWN も

他社にはまねのできない技術です。

 

ということでNTTは常に

世界一になれる要素を持っています。

 

なのになぜ?低迷しているのか・・

という事ですが、

NTTは常に新たなものを足そうと

しているからです。

 

事業領域を増やせば利益も

拡大するだろうという

幻想の足し算をやっているからです。

 

本当の革新は・・引き算から生まれるのです。

 

引き算→経費削減→生産性向上→利益成長・・

という流れが出来ますが

足し算→経費増加→生産性の低迷→見た目だけの膨張・・

となるだけです。

 

1例を上げると・・ドコモです。

ドコモの再編により

ドコモ+コミュニケーションズ+コムウェア

を完全子会社にしました・・

 

結果生産性は上がらなかった・・

ドコモはいろんなことをやりすぎたのです。

どの分野でも1位を目指したのです。

 

結果・・

電子書籍・電子雑誌・音楽・動画配信サービス

は売り上げが半減した・・という散々なものでした。

 

これと全く反対の例が・・

マイクルソフト社です。

 

マイクロソフトも全方位で

負けたことがあります。

 

検索でグーグルにまけて

スマホでアップルに負けて

SNSフェイスブックに負けて

通販でアマゾンに負けた・・のです。

 

まさにすべてに挑んで、全敗した・・

最高経営者が交代・さらに交代

マイクロソフトは何をすべきか・・

理想の未来から考え直すことにした。

 

結果・・消費者向けのサービスである

スマホSNS・通販事業から撤退した・・

 

そして逆に仕事をする人向けの事業に

特化した・・

パソコン・クラウド・ソフト開発に絞ったのです。

 

そして見事に復活したのです。

 

大事なことは全方位で1位になること

ではなく

今勝っている事業・儲かっている事業で

世界1位を目指すことです。

 

そこに気付けば・・NTTがやるべきことは

光事業・・ということになります。

 

NTTは土管屋でもいいじゃないですか。

何もすべての分野で1位を目指さなくても・・

世界一の土管屋になればいいのです。

 

バラバラだった事業をIOWNに

集中させて

光で世界を支配する・・

そんな気概を持っていただきたい・・と

思います。

 

かつては一度世界一を経験したNTTです。

マイクロソフト社のように

NTTの理想とする未来から・・

為すべきことを決めて

そこに特化して力を集めるべきです。

 

それはもちろん・・IOWNという事です。

全てのものを光で動かす・・という

壮大な目標に向かって進む。

 

そうすれば、間違いなく

NTTは世界一に返り咲くことが

出来ます。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

オールインワンのネットビジネスに欠かせないメルマガスタンドです・・・

http://myasp-ao.com/l/c/tmCbC7lI/jM3Hsw0z

動画もご覧ください・・山形の自然と日常をお伝えしています。

https://www.nicovideo.jp/user/96663403/video