貯蓄格差が無くならないわけとは・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

貯蓄の格差はどうして

 

生まれるのか・・

それは選択の自由からです。

 

選択の自由が拡大し続ける限り

貯蓄格差も増大し続ける・・

 

日本の貯蓄格差は・・

100万未満が最大で

4000万以上が最小・・

という事です。

 

そしてこの4000万越えの

中にも大きな格差があります。

 

 

 

貯蓄分布は正規分布ではなく、

べき乗分布である。

ある一定の法則がある・・

貯蓄・・(収入・支出・投資)の結果は

偶然ではなく、必然。

 

お金持ちになるのは偶然でしょうか?

違います‥必然です。

 

この世の中に必然なんてあるのか?

ということですが・・

 

たった一つだけ、物理学者が全員

認めている法則があります。

 

それは・・熱力学第二法則

言われるもので

エントロピー増大の法則・・

というものです。

 

熱力学の第二法則・・

エントロピー増大の法則とは

必然の法則と言われるもので

 

日本人にわかりやすく言えば

覆水盆に返らず・・

というようなもので、100%

偶然が起こり得ないものです。

 

覆水盆に返らず・・を

科学的な言い方に言い直すと

 

『孤立系においてエントロピー

一方的に増大し続ける』ということです。

 

孤立系とは外界との交流がない

ことであり

エントロピー・・とは

乱雑・無秩序・組み合わせの多さ・自由の度合い

というような意味合いがあります。

 

つまり、物事は放っておくと

乱雑で無秩序で複雑な方向に

向かっていき、

自発的に元に戻ることは無い・・

という事です。

 

エントロピーをもっと

わかりやすくするために

水で説明しますと・・

 

水→氷になると

氷→エントロピーが小さい→ 秩序がある→ 不自由である。

となります。

 

しかし・・水→水蒸気になると

水蒸気→エントロピーが大きい→ 無秩序→ 自由度が大きい。

ということになります。

 

という事を踏まえて、

日本の貯蓄格差について言えば・・

 

選択肢が多く自由度が大きい社会では

増々格差は増大していく・・

という事です。

 

かつての日本には

日本人が総中流の時代がありました。

 

収入・・同世代であれば大体

    同じ所得が当たり前。

 

支出・・消費対象品も同じ・・

 

投資・・ほとんどの人がしていない・・

    という状況でした。

 

現在は・・

収入・・正社員・派遣社員ん・パート・起業家・投資家

 

支出・・価値観に合わないコスパ重視・価値観に合う機能性重視

 

投資・・やる人が多くなっている。

 

ということになり

選択肢は増え続けているのです。

 

収入を得る方法が多様化し、

支出の対象品も多様化・・

 

投資する人の割合も増加している・・

という事で

貯蓄に差が出るのが当たり前なのです。

 

そこで経済学の登場です・・

放って置けば増々増大するであろう

貯蓄格差を管理によってコントロールする・・

 

管理によってエントロピー

コントロールしよう・・いうのが

経済学です。

 

お金に対しても、同じです。

管理によって秩序をもたらそう・・

という考え方。

 

支出→増えていく方が当たり前。

   

限られた資源をどのように使うか・・

 

限界効用と限界支出・・を考えるのが

経済学です。

 

という事で、今の日本では

貯蓄格差は今後共増え続けます。

 

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