こんにちは。
桑原通夫です。
無くしものものをした場合・・
身の回りから探しますよね。
そして・・記憶をたどり、
立ち寄ったところに問い合わせたり
だんだん探す範囲と時間を広げて
行きますよね。
では‥何かが起きた場合の
原因は・・どこにもとめますか？
やはり・・足元ですか？
原因→結果 には時間的な
ズレが生じます。
直近の出来事に目を向けても
原因は見つからない場合が
多いのです。
無くしもの・・は行動の記憶を
逆にたどって探そうとします・・
同じように‥今起きている原因を
身近なところで見つけよう・・
としますが、それでは見つからない
場合が多いのです。
予期せぬ出来事に対して・・
自分自身に原因があるのか？
自分の家族が原因？
自分の友達が？
という風に、どうしても自分中心に
追求してしまいます。
あるいは・・昨日何かあったのか？
ここ1週間ぐらいの間に・・
いや、1か月ぐらいの間に・・
と、直近の出来事から順に
探ろうとします。
脳は合理的です・・
物理的にも、時間的にも、近い所に
原因を求めようとします。
しかし‥原因→結果 の間には
複雑に絡んだいろんな出来事が
混合しているのです。
こんな時の解決法は・・ただ一つ、
遠くを見ることです。
人は突発的な出来事に対しては
手短な所から、その原因を探り、
自分を納得させようとするのです。
脳は常に忙しい・・と勘違いして、
全ての原因を手短な所に
求めようとする癖があるのです。
結果として・・突発的な出来事には
とても視野が狭くなるのです。
大きな出来事になるほど・・
原因は・・離れたところにあるものです。
数カ月前の出来事が・・
数年前の出来事が・・
原因になっていることもあるのです。
目の前で起きた事なのに、わからない・・
なぜそうなったのか？
どうして今なのか？
そんな時には‥視野を広げてみるしか
ありません。
物理的・時間的に近いところだけでなく、
遠いところも探ってみる・・
そうすると・・落ち着きを取り戻せます。
ジタバタせずに、しっかりと
対処できるようになるのです。
客観的に物事が捉えられるようになり
目先の出来事に
振り回されなくなります。
遠くを見る・・
簡単そうでなかなかできないことですが
そんな習慣を持つことで
人望を得て、信頼される
泰然自若とした人物に
成れるかも・・・
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