社長の仕事とは？ 最終意思決定をすることです。
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こんにちは。
桑原通夫です。
代表取締役社長・・って何？
数人いる取締役の代表です。
では、取締役って？
何を取り締まるのか・・
数人いる取締役とは・・・
社長を取り締まる役です。
えーっ、どういうこと？
社長も人の子、人間です。
間違った判断もしますし、
本来の仕事から逃げ出す人もいます。
そこで・・社長と言えども
常に誰かから見張られている・・
と言う意識を持たせることで
社長が本来の業務を
全うするように、複数で
取り締まっているのです。
こういうと社長よりもえらいように
思えますが、
実際はそうではありません。
社長が間違ったら・・
『社長、それは違います・・」
とはっきり、忠告するのが
役割ですが
実際はそこまで社長を諫める
取締役はいません・・
誰だって、人に嫌われたくない・・
と言う心が働きますので、
ましてや社長に対しては
言葉を濁してしまいます。
そこで、外部からガバナンスとして
社外取締役を設ける会社が
増えているのです。
社外の人で、ある程度の
名声があれば
社長にもズバリ意見してくれるだろう・・
と、考えるわけですが・・
でも、社外取締役は専門外で
会社の業務に精通しているわけではなく
一般論として意見を言うだけです。
ですから‥本気で社長を諫めることは
出来ませんし、その気もありません。
おまけに社外取締役はほかの会社の
取締役も兼務していたりと、
ただのお客様にしかなりません。
結局、社長は自分で意思決定するしか
ないのです。
社員は・・給料に対して見合った
労働を提供するだけです。
本気で会社の将来を心配している
わけではありません。
それどころか・・給料が月給ですから
安定しています。
そうなると同じ給料なら、
できるだけ楽な仕事をしようとします。
それを管理監督するのが上司であり
取締役です。
取締役は会社の営業部や
製造部・管理部という
全体を見て、それぞれが
為すべきことをしっかりやっているかどうかを
取り締まっているのです。
その取締役の代表が社長なのですが
社長の仕事は他の取締役と違い
市場から厳しく取り締まられています。
顧客からも‥株主からも・・
市場はとてもクールです・・
売り上げが落ちれば株価も下がります。
数字で表れますので、言い訳は
できません。
自分自身を厳しく管理しなければ
代表取締役社長は務まらないのです。
数字はとてもドライですから
そこにはまさに妥協は許されません。
つらい意思決定もしなければ
なりません。
そのためには常に自分を管理して
自分の能力を高める努力を
続けなければならないのです。
複数いる他の取締役とは
大きく責任の重さが違うのです。
市場に対しては・・
自社製品によって、社会に価値を提供する。
そして社会に貢献し続けるためには
どうすればいいのか？
頭をフル回転しなければなりません。
本当は逃げ出したくなるようなところで
最も合理的な意思決定をしなければ
ならないのです。
社長でいる限りは・・常に
自己管理能力を高め続ける
努力をしなければならないのです。
だれにでもできる事ではありません。
その社長が日本にはたくさんいます・・
全てがうまく行くはずは無いのです。
ガバナンスとは・・統治という意味ですが
自己を統治できる人でなければ
社長は務めらないのです。
社外取締役なんて
結局は・・お客様です。
社長自身が自らを統治して
社員を統治する以外
会社の発展は無いのです。
それでもあなたは社長に
なりたいですか・・・
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