東京五輪・400mリレーと1500mの違い・・

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こんにちは。

桑原通夫です。

 

身長僅か153センチの

田中希実選手の走りは

 

まさに死力を尽くす・・

と言う走りです。

 

先の事など考えずに、目の前の

レースに全力を出し切ること

 

だけを考えて走っているような

戦い方です。

 

一方で、400mリレーの決勝は・・

最悪の結果でした。

 

4人が不安を抱えたまま・・

実力不足を認識しながら

 

それでも金メダルを狙う・・という

ギャンブルのような

挑戦でした・・

 

第1走者の多田のバトンが

2走の山縣につながらない・・

 

結果は途中棄権・・となった。

 

もちろん、結果だけを見て

選手たちを責めること等

誰にもできませんが・・・

 

冷静に考えれば、

いかに日本の闘い方が

 

ギャンブルのような

一か八かの挑戦だったかが

解ります・・

 

失格か?金メダルか?・・・

にかけた・・と言いますが、

 

応援している側は、

ギャンブルではなく

 

あくまでも力とテクニックでの

勝負に、期待していたわけです。

 

実力は劣っているが

そこを日本独自の強みで・・

 

下からバトンを手渡す・・という

伝家の宝刀で、なんとか

 

メダルを狙ってほしい・・

と思っていたわけです。

 

それが‥地元開催だから

金メダルって・・

 

あまりにも高望みをした結果、

失格となったわけです。

 

策を弄して・・走力不足を補うために

ギャンブルをやった結果・・

 

後味の悪い五輪になりました。

 

4人が走った結果・・たとえ最下位だった

としても、

 

今回のような、ギャンブルに

負けた後のような苦味は、

残らなかったような気がします。

 

オリンピックは何のために?

その最も大事なことがいつの間にか・・

 

金メダル以外は・・価値がないような

空気に包まれてしまう・・

 

銀メダルでも・・

銅メダルでも・・

8位入賞でも・・

 

田中希実選手のような

全力を出し切った姿に

人々は感動するのです。

 

今回の4人のメンバーも

自分達の好きなよう走る事は

許されなかったわけで・・

 

チーム全体で決めたプランを

実行しようとしたわけですが

 

結果として・・策士策に溺れる・・

という事でした。

 

4人の選手には・・気の毒と

いうしかありませんね。

 

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