こんにちは。
桑原通夫です。
スポーツの世界でも
最近は効率よく練習をやれ・・
なんてことを言いますが
そんなものはありません。
３割打ちたいなら・・バットを数多く
振ることです。
素振りを何万回もやることです・・
バスケットでも・・サッカーでも
ゴールを決めたかったら・・
何度も繰り返し、シュートの練習を
することです。
子供に早く泳ぎを教えるには
プールに放り込むことです・・
泳ぎを教える前に・・
おぼれさせることです。
子供は必至で手足を動かします・・
何とか沈まないようにと・・
必死でもがきます。
最初っから効率を求めるなんて
あり得ません。
頭を使うから・・体が動かないのです。
とにかくなりふり構わず・・動くことです。
バットをへとへとになるまで・・
振り続けることです。
身体というのは・・
疲れる前は無駄な動作が
多くなりますが
いよいよ疲れがピークに達してくると・・
自然に無駄な力が抜けてきます。
余力がなくなると・・自然に
最小限の力で効果が出るような
動きになってくるものなのです。
そうやって自分に合った
効率の良い動きを、自然に
見つけることができるのです。
効率はあくまでも結果です・・
初めに追求するものではなく、
結果として出てくるものが
効率性です。
ビジネスで求められるのは・・
効率ではありません。
いくら効率の良い方法を学んでも
結果につながらなければ・・
無意味なのです。
効率よく何かを作ったとしても・・
それが売れなかったら、在庫が
増えるだけです。
逆に‥手間暇かかったとしても
それが高く売れれば・・
ビジネスは成功します。
それを使ったお客様に
効果が表れれば・・
自然に物は売れていきます。
注文が増えれば・・自然と無駄のない
作業を工夫するようになります。
初めは効率よりも・・結果重視です。
がむしゃらに効果を求めた結果・・
効率もよくなっていく・・
というのが本当の姿なのです。
何を作れば・・結果がでるか
どうやれば‥効果につながるか
それを追求するのが
ビジネスです。
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