NTTと三菱UFJが協業って何をするの?

こんにちは。

桑原通夫です。

 

NTTと三菱UFJが協業するらしい・・

一体何をするの? という事ですが

どうやら、メタバースに目を付けて

いるようです。

 

以下web記事より・・

NTTグループのXR事業を担うNTT 

QONOQ(コノキュー)と

三菱UFJ銀行は、メタバース市場の

創造と発展に向けて協業を開始した・・

同協業は、生活者と✕事業者のインサイトを起点に、

メタバースならではの体験価値の創造・

多様な産業活用の可能性の提示を目指すもの・・

として次の3点を検討・推進する・・

1.メタバースの利用に関する生活者・事業者調査。

2.コノキュー提供のプラットフォーム「DOOR」を

 活用した新たなユースケースの創出・検証

3.多数のパートナーとの新たな事業機会の模索を行う

 ・・以上・・

 

果たして‥うまく行くだろうか・・

ということです。

 

メタバースとは3次元の仮想空間のことです。

つまり仮想=脳が感じる現実です。

 

わかりやすく言えば

アクション映画のようなもので、

 

ミサイルが自分に向かって飛んできた・・

思わず身をかわそうとする・・

というようなものです。

 

これこそ仮想空間の世界に没入した

状態です。

 

それをNTTと三菱UFJが協業して、

メタバース市場の創造と発展に向けて

新たな事業機会を創出する・・

という事のようですが

 

とてもうまく行くとは

思えないような話です。

 

というのも、

仮想空間に没入出来る人が

両方の経営陣にどれだけいるの?

という話です。

 

ゲーマーやオタクなら・・

まずはNTTや三菱UFJには入社

しないでしょう・・

 

しかし、最先端の分野で成功する人は

オタク系が多いのです。

 

バランスの良い常識人では

過去の常識にとらわれないものに

特化して夢中になることは出来ません。

 

その点オタクは客観的な視点ではなく

主観的な視点で臨場感を持って

その世界に入り込むことができる・・

 

だから・・今までにないものに

何時間でも、没入できるのです。

 

NTTや三菱の社長にそれが出来るとは

到底思えません・・

 

という事は畑違いの挑戦・・と言えるのでは

ないでしょうか。

メタバースやゲーマ―の世界は

常識的な優秀さ・・ではなく

没入感の問題です。

 

醒めた目でメタを客観的に眺めても

本質はつかめません。

 

常識人にメタを語らせると・・

技術や機器の話に終始して

とても抽象的になってしまいますが

 

オタクにメタバースを語らせたら

超リアルに具体的に没入感を持って

その世界観と価値観を話しだします。

 

この違いを埋めることは不可能です。

 

ましてや常識の塊である優秀な大企業の社長が

オタク系の部下を理解して重用するとも

思えません・・

 

という事で餅は餅屋に任せるべきです。

 

畑違いの分野に単なるブームだけで参入するのは

どうかと思います。

 

そしてメタバースの世界もデジタルツインの世界も

今はゲームの世界で成功している‥という段階で

まだ対象は個人です・・

 

一方のNTTも三菱UFJ も個人向けの事業で成功

しているわけではありません。

 

確かに、企業でも社員研修用としては

仮想空間上に再現できるソフトを

活用しているケースはありますが

これは個人ではなく企業向け‥

としての事例です。

 

ゲームの世界というのは 

とんでもない桁違いのレベルで造られており

 

とんでもない桁違いのレベルで遊んでいる・・

そんな世界なのです。

 

造る側も遊ぶ側も桁違いのレベルなのです。

 

超オタクの世界に常識人の社長が

没入できるはずがありませんので

わからない分野には手を出さない方が

無難である・・・と言うのが結論です。

 

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