企業買収あれこれ・・投資組合は冷徹・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

企業買収あれこれ・・

 

まずは、企業が企業を買収する場合。

 

企業が企業を買収する目的は

相乗効果を得るためです。

 

相乗効果が見込まれなければ

買収する意味がないのです。

 

利益で+αが見込めるか?

経費削減で+αがあるか?

 

合わせて相乗効果があると

見込んで買収するのです。

 

その場合、相手の企業を

しっかり理解していなければ

買収なんて出来ません。

 

買収後にその企業をどうするか・・

しっかりと見通しを立ててから

買収する・・のです。

 

相手企業を深く理解できなければ

買収後の相乗効果の見通しも

立ちませんから。

 

次に、投資組合が企業を買収する場合。

 

こちらのケースが圧倒的に多いのですが

投資組合が企業を買収する目的は・・

利ザヤを得る事・・です。

 

投資組合は、資金を調達して、

その資金で買収します。

 

その目的は・・投資した資金の回収です。

 

買収に使った資金と

その企業から上がる毎年の利益で

コストを回収する・・

 

それが出来る企業なのか・・を

しっかり見極めることが必要です。

 

だから・・

企業が企業を買収する場合に比べ

 

投資組合の買収は・・とても冷徹な

判断になります。

 

投資資金を回収するのが

最大の目的ですから

 

最終的に買収した企業を売った場合・・

どれぐらい高く売れるか・・

を考えます。

 

ですから投資組合が目を付ける企業とは

業績にバラつきのない

毎年確実にきゃしゅフローが上がる企業

になります・・

 

何年か後の大きな成長を期待して‥

投資するのではなく

確実に利益を毎年上げ続けている企業を

狙うのです。

 

安定企業を資金力で買収し・・

投資資金をどれだけ投資家達に

配分できるか・・

それが投資組合の腕の見せ所です。

 

ですから企業への愛着なんて

いうのはありません。

 

要するに投資資金が大きくリターン

出来ればいいだけです。

 

投資組合は資金運用には長けていても

事業経営のプロではありません。

 

企業経営には全く関心がないのです。

 

関心があるのは、毎年の収益が

安定している事だけです。

 

毎年〇パーセントの配分が出来れば

それでいい・・

 

ダメならすぐに売る・・そして買ったときよりも

高く売れればいいのです。

 

投資組合は買収したら、経営は出来ないので

他所からプロの経営者を引っ張て来て

経営を任せる・・経営者を選任するのが

一般的です。

 

その企業の経営理念が・・

その企業の将来化ける可能性が・・

なんてことはどうでもよくて

 

キャッシュフローがどれだけあるか・・

そこにしか興味がないのです。

 

もし‥買収されたくないのであれば

そもそも株式上場をしてはいけない・・

 

何処に買収されても文句を言わない・・

その覚悟がなければ

上場すべきではないのです。

 

という事で、上場する・・という事は

いろんな面で覚悟が必要である・・

という事でした。

 

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