リベラリズムって何・・そんなことより大事なのは・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

リベラリズムって・・

いったい何でしょう? 

 

リベラルとは、自由 ですから

リベラリズムは・・

自由主義 という事になります。

 

自由主義といえば

日本ではよく

経済的自由主義・・

という言葉を耳にします・・

 

この経済的自由主義は、

リベラルな人達から

批判の対象にされて来ました。

 

つまり・・自由と言っても

自由のどの側面を

強調するかによって、

 

 

さまざまな形態が生まれる

という事です。

 

リベラリズムの課題は

寛容性や人権問題・・

そして

多様性や反権威主議・・

あるいは

個人主義・・等の

理念の問題があることです。

 

例えば・・経済的な自由を

主張し過ぎると、別の自由が

制限されてしまう・・とか、

 

歴史や文化の違い等もある中で

お互いにどんな自由を、

どこまで重んじるべきか・・

 

リベラリズムの思想家にも

色々と、試行錯誤があったのです。

 

リベラリズムに対して

リアリズム思想がありますが

 

リアリズムは・・

お互いに力のバランス

を取ることで

平和を維持しよう・・

というものです。

 

しかし、リアリズムの結果、

むしろ、戦争が起こったと

考える人も多くいます。

 

リアリズムは・・

アナーキーな国際社会の

中でこそ、

 

同盟などの手段で国力の

バランスを取ることが

大切だ・・

 

それによって、

 国際社会に軍事力などで

突出する国を無くそう・・

 

他を圧倒するような国家が

出現する事を防ごう・・

 

力の均衡を図ることで

戦争を回避しよう・・

とする考えです。

 

つまり、各国間で

経済力や軍事力のバランス

が取れていれば、争わず

平和が保障される・・

という考えです。

 

ところが・・学者が

いくら立派な思想を

考えたとしても

80億人にも増えた世界では

 

口で言う程簡単では

ありません。

 

かつて地球上で紛争や戦争が

なかったこと等、

一度もありません。

 

国内が治まるまでは・・

国内で争い

政情が安定すると

国同士で争い・・

 

以前として、階級制度も残り

人種差別も無くなりません。

 

 

兎に角‥人間は争う事が

好きなのだ‥

としか思えません。

 

誰でも豊かになりたい・・

どの国でも力を持ちたい・・

 

しかし、様々な歴史や

条件が異なる中で

皆が豊かになる事は不可能です。

 

対立を無くすことなんて

本当に出来るとは思えません。

 

国連もいざとなれば

機能しないことは証明済みです。

 

自然界で起きている

弱肉強食の原理は

人間社会でも、起きています。

 

食料の奪い合いをすることが

お金の奪い合いに代わっただけ・・

 

国際的に難民が増え続け

まともに食事も出来ない

人たちが約8億もいます。

 

 日本では食品ロスが

問題になっているのに、

 

世界では4人に1人が深刻な

栄養不足状態なのです。

 

一方で何兆円という

使いきれない資産を抱えている

人達もいます。

 

これが現実です・・

 

リアリズムだろうが

リベラリズムだろうが、

理屈や思想の問題ではなく

人間本質の問題です。

 

人の不幸はどうでもいい・・

他国の戦争はどうでもいいのです。

 

もちろん・・放ってはおけない・・

何とかしようと動く人もいます・・

 

でも‥圧倒的に多いのは

見て見ぬふりです。

 

もちろん私もその一人ですが

どこの国に生まれるか・・

どんな時代に生まれるか・・

 

それによって人生そのものが

大きく影響されます。

 

リアリズムでも

リベラリズムでも

どちらでも構いませんが

 

最高条件を目指すのではなく

最適条件にとどめるべきです。

 

皆が幸せになれなくても

1人でも多くが

幸せになる事を目指す・・

 

平等でなくても

全体の底上げを図る事・・

 

世界を考えれば

それぞれの国には

全く違う環境があり

歴史があります・・

 

豊か過ぎて狂っている人もいれば

貧しすぎて何も考えられない人もいます。

 

400万年以上の人間の本質というか

本能を

数百年の思想や哲学で変えること等

不可能です。

 

衣食足りて礼節を知る・・

ことは出来ても

衣食無しで平等や平和を語る事は

出来ません。

 

理念が本能を変えることは出来ません。

 

富を平等に分配できる国など

かつてどこにも存在していないのです。

 

平等意識も結構ですが

あくまでも機会平等にとどめるべきです。

 

厄介な本能とどう向き合うか・・

本能をどうコントロールするか・・

 

それぞれが答えを出して生きていくしか

ありませんね。

 

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