こんにちは。
桑原通夫です。
東芝の経営悪化の原因は
経営陣が既得権益層である
OBに対して‥
首を切れなかったから・・
と言われています。
老害に対して‥ノーと言えなかった。
リーダーの重要な仕事の1つは
組織内の既得権益の破壊・・です。
これをやらなければ
組織は腐敗します。
イギリス人歴史家の
ジョン・アクトン卿は
「権力は腐敗する、絶対権力は
絶対に腐敗する」
という名言を残しています・・
権力を与えられた人が
老害になっていくのは
世の常だからです。
権限は与えても・・
権力は与えず。
もしその人が権力を持ったら、
即、首を切る・・
という事です。
人は権力を持つほど・・
自己利益保全に
走りたくなるものです。
そしてもともとの
パーソナリティに沿って
その権力を用いようとするのです。
例えば・・慈悲深い人であれば
権力を利他的なものに使います・・
権力志向や物欲が強ければ
本気で部下を育てようとしません。
自分で何もかも把握してコントロール
したがる上司に対しては
正論を伝えたとしても・・
煙たがられる傾向にあります。
権力が自分の手中にあると
感じているリーダーは、
優秀なサブリーダーに対して、
頻繁に指示を出し、
難しい課題を与え、
圧力をかけることで権力を行使します・・
そして・・成果に対する貢献度を
低く評価するのだそうです。
このような現象は‥
権力の腐敗‥と呼ばれ
権力者が堕落していく
典型的な姿だと言われています。
権力を手にすれば・・堕落するのが
人間の常である・・
それなりの地位についている人は
肝に銘ずべきですね。
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