2021 9月20日の月山
こんにちは。
桑原通夫です。
皮肉過程理論とは・・
『何かを考えないようにすると
かえってそのことをより強く
考えてしまう』 のです。
このような現象を
皮肉過程理論というそうです。
アメリカの心理学者が
ある実験を行いました。
通称「シロクマ実験」と
呼ばれるものですが・・
被験者たちにシロクマを
追った1日の映像を
見せた後、
3グループに分けて・・
一つ目のグループには
シロクマの事を考えておくように・・・
二つ目のグループには
シロクマの事を考えても考えなくてもいい・・・
三つ目のグループには
シロクマの事を絶対に考えないように・・
という指示をしました。
暫くしてから、先に見てもらった
シロクマの映像について・・
質問をしました。
その結果・・最もシロクマの事を
覚えていたのは
何と三つ目のグループだったのです。
つまり・・
「シロクマのことを絶対に考えないように」
と伝えられたグループ3だったのです！
これはまさに皮肉です！
考えることを禁止された人たちが
一番覚えてしまっていたなんて！
これが皮肉過程理論・・ということです。
言葉とはある意味、武器です。
言葉によって相手を殺すことも
出来ます・・
表現次第で、相手は素直に
なるかも知れません。
自分が発する言葉には
常に細心の注意を払う
必要がある‥という事です。
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