こんにちは。
桑原通夫です。
私たちの年金はどのように
運営されているのか・・
国民が支払って年金は
そのままでは増えませんので
将来のことを考え
厚生労働省所管の「GPIF」と
いう独立行政法人が
運用しています。
ところがそのGPIFの今年の運用に
大きな損失が出た・・という事です。
2020の1月~3月までの3か月間で
18兆円の損失・・という事です。
その主な原因は・・と言うと
ここでもやはり‥コロナ問題です。
お金の運用に関しては
利益が出る時だけではない・・
そんなことは誰でも知っています。
しかし‥たった3か月で18兆円って・・
とても不安になりますよね・・
ただでさえ・・少子高齢化社会が
足を引っ張っているとろに・・
そもそも年金の運用を始めたのは
2001年でした・・
当初は94兆円からのスタートです。
それが2018年には‥
何と160兆円まで増えたのでした・・
運用しなければ・・94兆円のまま
だったのが
17年間で66兆円も増えたことに
なります・・
でかしたぞ!GPIF・・となっても
おかしくないのに
コロナショックで、18兆円の損失・・です。
では・・160兆円→18兆円=142兆円と
なったのか?
というわけではありません・・
2019年には 9兆円の運用益を
出していますので・・
160兆-9兆=151兆円という事です。
ですから・・今年の3カ月間だけで
GPIFの運用は失敗だった・・と
いうのはかわいそうです。
もしGPIFが運用していなかったら、
スタート時の94兆円のままです・・
それが151兆円まで増えたのですから
失敗だったとは言えません。
単純に今年の3カ月だけで判断
することは出来ないのです・・
コロナ問題も‥誰にも予測
できないことでした・・
長期的に見れば・・GPIFは大健闘・・
と言えるのです。
しかし・・資金運用はギャンブル性も
あります・・
年金問題は・・付けを先送りしている
だけでは間違いなく破綻して
しまいます・・
コロナが終息したとしても・・
また新たな問題が起こることも
常に予測しておかなければ
なりません・・
GPIFにすべての責任を押し付けて
いい話ではありません・・
何れは・・ベーシックインカム的な
考え方も必要になってくるのでは・・
と思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
ネットビジネスに欠かせない一押しのメルマガスタンドです・・http://myasp-ao.com/l/c/tmCbC7lI/jM3Hsw0z