こんにちは。
桑原通夫です。
私は将棋の事は全くわかりませんが
今、話題にの2人の勝負の行方は
気になっていました。
その集大成のような番組が
昨日放送されたので
おもわず、見入ってしまいました。
そんな中で心に響いた
二人の言葉がありました。
以下番組より・・・
藤井聡太・・
「純粋な将棋の楽しさを共有
できたことが本当にうれしかった」
「不利になったときは、苦しいながらも
なるべく局面を複雑に保てる手を
選んで、読み切られないようにしよう
という意識で指しました。
自分で考えてみて、自分の負けまで
読み切ることができなければ、
相手にとっても負かすことが難しい
場合が多いと思うので、
苦しい状況でも抵抗して、すぐには
負けに近づかないように指したい
と思っていました」
豊島将之・・
「これから自分が強くなれたら、
この対局がきっかけだった
ということになる」
「結果がどうとかではなく、
『もう少し対局を続けたかった』
という思いはあります。
難しい局面については、1人でも
考えることはいくらでもできるのですが、
限られた時間の中で藤井さんから
返ってくるいい手に、
『ああ、なるほど』と感じることが
多かったんです。
難しい局面で正解を指していけば
続いていくので、
羽生善治さんが“テニスのラリー”に
例えていたことがありましたが、
あの局面でもう少し正解を指し続けたかった
という思いです。
ことばにするのは難しいですが、
純粋に、対局している瞬間が
気持ちのいい時間でした」
傍から見ているとお互いに
苦しそうな場面が多かったように
思えたのですが・・
本人同士は純粋に『楽しかった』
と言っています・・
より強い相手と戦う事で
自分の心に火が付く・・
苦しさよりも、盤上の世界に
浸れている時間が・・
盤上での二人の対話が、
何よりも幸せだった・・
という事なのでしょう。
今更将棋について理解しようとは
思いませんが、
1人ではたどり着けない境地にも
ライバルがいることによって
到達できる・・
ライバルの出現によって
更に自分が磨かれていくことを
証明してくれた二人でした。
今後の二人の活躍に
注視していきたいと思います。
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