ちょっと背伸びして・・民主主義ってベストではないの?

こんにちは。

桑原通夫です。

 

民主主義・・と聞くだけで、なんとなく

国民主体の健全な政治が

 

行われているように

思ってしまいますが・・

 

実は世界を見渡すと、この民主主義国家

というのは実に少ないようです。

 

というのは・・民主主義の歴史は意外と浅く

100年ぐらいなのだそうです。

 

それ以前は封建制・・・つまり

身分の高いものが低いものを支配する・・

 

制度だったのです。

それが世界の常識だったのです。

 

封建制から民主主義国家に移行すると

どんな人にも平等に等しく

 

人権を尊重されるべき・・

という考え方になりますので・・

 

頑張っている人も・・

そうでない人も・・

 

国が同じく扱わなければ

ならなくなるわけです。

 

ということは‥頑張っている人には

極めて不利な社会となり

 

頑張らない人にとっては・・

天国のような社会になります。

 

このことは・・・頑張る意欲をそぎ落とす

ようなもので結果として、

国全体が沈んで行きます。

 

頑張っても‥上手くいかない場合もありますので

そういう人は救済すべきだと思いますが・・

 

頑張らない人が暮らしやすい施策なんて

当然、長続きしません。

 

他国との競争にも負けます。

 

これがいわゆる民主主義の弊害・

・と言われるものです。

 

主権が在民・・・と言うのが民主主義の

根幹ですから一番偉いのは国民です。

 

とても耳障りのいい言葉ですね・・・

誰もが、賛同しやすい言い方です。

 

でも・・世界中を見たら‥・

ごく少数派です。

 

一説によると‥役1割程度では・・

と言われています。

 

なぜ?そんなに広がらないのでしょうか。

 

実は民主主義国家を維持するには・・

大きなコストがかかるからです。

 

教育水準も高めなければなりません。

経済的に豊かでなければ、

国民全体の平等を維持できません。

 

つまり・・大変お金のかかる制度なのです。

 

面白いですね・・民主主義国家にすればするほど

必要経費がかさむというのは・・

 

でも・・日本は自由主義国家なのでは?

という声も聞こえてきそうですが・・

 

私もそう思っていましたが、

実は自由主義国家ではありません。

 

その理由は、国の借金にあります。

自由経済国家であれば・・国民の赤字を

 

国が面倒みる必要はありませんので

国が借金を作ることもありません。

 

ところが今の日本は誰もが知っているように

借金大国でもあります。

 

つまり・・日本は、国がかじ取りを決めます。

 

 

方針は全て国が決めて・・・その範囲内で

の自由競争が認められているだけです。

 

都道府県も・・納税という形で一旦国にお金を

吸い上げられます・・

 

その後で、地方交付税という毛名目で配分され

予算が成り立っています。

 

財布を握られているため・・自由な施策は

出来ないのが地方の現状です。

 

本当の自由主義国家とは言えない

本当の民主主義国家とも言えない・・

 

中途半端な制度です。

結局・・何処の国でも

 

国民のレベルが高くならないと

自由な民主主義制度にはなりえません。

 

大河ドラマ

西郷どん・・のような時代から見れば・・

今の日本は天国のような世界ですね。

 

 

最後までお読みくださいましてありがとうございます。

 

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