こんにちは。
桑原通夫です。
斎藤知事の12月定例会挨拶です。
↓
本日第369回兵庫県議会の
開催にあたりまして
今後の県政推進につきまして
私の所信を申し述べます・・
まずは文書問題を通じて
多くの県民の皆様にご心配を
おかけすることを
改めて心よりお詫び申し上げます。
先の知事選挙におきまして県民の皆様から
大きなご負託を頂き、
兵庫県知事として再び県政を担うと
いうことになりました。
重責に身が引き締まる思いであり
兵庫の躍動を止めないという
強い志を胸に兵庫県政を前に進めていく
決意でございます。
三年前の知事就任依頼、
私が全身全霊を注いで来たのは
県民の幸せのために、
兵庫の未来のために
何が大切なのかを考え、新たな事業展開や
改革に挑戦するということでした。
しかしながらその過程で、
おごりや慢心が
あったのかもしれません。
新たなスタートを切るにあたり、
こうした点を冷静に見つめ直し
丁寧な対話と謙虚な姿勢を胸に刻んで
県政運営に望むことをお誓い申し上げます。
県議会の皆様には県政発展に多大な
ご尽力をいただいていることに
改めて敬意を表させていただきます。
様々な考え、ご意見はあるかと存じますが、
より良い兵庫を作っていきたいという
思いは同じと言う風に考えております。
議会と知事が車の両輪として共に
歩みを進めていけるよう
真摯に議論、対話を積み重ねていく
所存でございますので
引き続き格別のご指導そしてご鞭撻を
よろしくお願い申し上げます。
県庁の仕事についても一人で
出来るわけではございません。
本庁や地方機関において日々
それぞれの立場で汗を流す職員が
いるからこそ、
県民にサービスを届けることが
出来ます。
私が不在の約50日間も
県政が停滞することがないよう
全力で仕事に取り組んでいただきました。
幹部のみならず、中堅若手の職員とも
対話を重ね、皆で思いを共有しながら
一つのチームとして県政を進めて
まいります。
今回の選挙を通じて県内各地に足を運ぶ中で
県民の皆さんから
改革を止めないでほしい・・
というご意見が数多く寄せられました。
そしてなによりもこれまで実施してきた
施策を評価いただく言葉を
たくさん頂戴いたしました。
県立高校の環境が目に見えて改善したと
喜んでいただく高校生、
不妊治療の支援が大きな支えとなっている・・
と語っていただいた女性、
校内サポートルームによって
不登校気味だった子どもが
学校に行けるようになった
と話す親御さん。
地域の新たな可能性として
フィールドパビリオンに
期待を寄せる方々・・
こうした声を受け、
これまでの県政の歩みは
決して間違いではなかったと
意を強くさせていただきました。
様々な取り組みの種をまき育て、
そして少しずつ実になってきた
一期目の三年間、
二期目は更にそれを大きく育てて
いかなければなりません。
・・以下省略・・
先月の兵庫県知事選挙で2期目の
当選を果たした斎藤元彦知事の
再選後初めてとなる所信表明・・の
一部を紹介させていただきました。
まとめますと・・
↓
斎藤知事は、
若者への支援・・
↓
次世代産業や有機農業など、社会課題解決と
産業活性化の両立・・
↓
自然災害などを想定した安全安心の確保・・
県政改革、の4点を挙げました。
↓
そして・・
元県民局長が告発したパワハラや
贈答品などの疑惑が記された
告発文書への対応については
↓
説明責任を果たしていくことは
極めて重要・・と述べ、
↓
公益通報窓口の外部化や物品受領の
ルールづくりを早期に行うと
しました。
その上で、斎藤知事は、
司馬遼太郎さんの著書
『坂の上の雲』を引用して
『希望をもって一心に坂をのぼっていきたい』・・
この言葉を胸に刻んで、県議会、市長、県職員、
そして県民の皆様と広く信頼関係を構築し、
ワンチームで、オール兵庫で坂をのぼり、
未来の扉を開いていきたい」と述べました。
なかなかいい所信表明だったので
紹介してみました。
百条委員会等への恨みつらみは
一切なく
自己の反省も述べ・・
3年前の決意と変わら無いことも
述べています。
一度こじれた県議会が
簡単に修復できるとは思えませんが
あとは兵庫県民がしっかりと支えて
くれることを願うばかりです。
最後までご覧いただきありがとうございます。