こんにちは。
桑原通夫です。
言葉は刃物です・・
使い方を間違えると
相手を深く傷つけてしまう・・
ことにもなります。
特に人間関係が浅い場合は
要注意です。
何気ない一言で傷つけているかも
知れませんよ・・
ここだけの話・・が
あっという間に広がります。
特に面白ネタは
誰かに伝えずにいられない・・
ネガティブ情報も
意外と早く伝わります。
皮肉過程理論・・という言葉
がありますが、
何かを考えないように
努力すれば努力するほど、
かえってそのことが頭から
離れなくなる・・
という現象です。
やるな・・と言われれば
やりたくなってしまう。
やろうとしていることを
先に言われると・・
やりたくなくなってしまう。
子どもに限らず・・
大人だって同じです。
否定的な言葉づかいをしない・・
たったそれだけでも
人からの信頼度は大きく
変わってきます。
人間の腦は・・否定形を
理解しない・・
という特徴があるそうです。
例えば・・
これから言うことを
想像しないでください。
「赤いバラの花束が部屋一面に・・」
と言われると・・どうでしょうか・・
もう想像しますよね？
赤いバラをと言った時点で
バラは目的語になっているので、
必ずイメージします。
つまり目的語＝イメージなので
「ミスをするな」
「駆け込み乗車はおやめください」
という言葉は・・・
「ミスをしろ」
「駆け込み乗車しろ」
とほぼ同義語になるのです
スピードを出すな・・・と言われると
スピードまでは意識しても、
出すな‥の部分は・・
出せ・・にもなるのです。
サッカーの試合で
監督がPK戦を前にして・・
絶対外すなよ・・
というよりも
思い切り楽しんで来い・・
という方が
結果はよくなるのだそうです。
言葉は刃物と同じです・・
使い方次第で、便利なものから
相手を傷つける凶器にもなるのです。
ところで・・
人を傷つける言葉よりも
人を勇気づける言葉のほうが
良いのは理解できても・・
どう話せばいいのか・・
わからない。
上手く自分の気持ちを
表現できない。
そんな悩みは誰にでもあります・・
言葉で人を傷つけることは出来ても
人を動かす言葉が出てこない・・
心に刺さる言葉・・
人を突き動かす言葉・・
とはどういうものなのか？
もちろん・・否定形ではなく、
肯定的な話しかけであり
心地良い言葉・・というよりも
その言葉の中に自分の思いと
共感するものがあれば・・
人は動かされるのです。
そのためにはまず・・
相手をよく観察しなければ
なりません。
主義主張は曲げなくても
言葉や表現を変えることで
伝わる場合も多いのです。
上司の言い分は理解できても
その言い方に反発したくなる・・
そう思っている部下は
案外多いのかも知れませんね。
表現次第で、意外と
素直に行動してくれるかも・・
逆に、耳をふさいでしまう
ことになるかも・・です。
自分が発する言葉には
常に細心の注意を払い、
表現や言い回しを工夫してみる・・
という事ですね。
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